モバイルロッドは持ち運びに優れ、釣りをより身近で、気軽なものにしてくれるアイテムです。
近年ではアウトドアブームの影響もあってか、モバイルロッドの需要が高くなっているといわれています。
2022年、ダイワより新たに振出タイプのモバイルロッド「モバイルパック」が登場します!
川や池、湖、港湾、サーフ、堤防など、フィールドを選ばず使える万能モデルとなっているとのこと
モバイルパック
「振出のルアーロッドはコンパクト性に優れる反面、並継ぎに比べて性能が低い」なんてことが言われがち。
それを覆すため、モバイルパックでは軽量・高強度のHVF カーボンをふんだんに使用したハリのあるブランクスに仕上げているとのこと。
遠投性能はもちろん、キャスト精度にも優れ、リールシートもカーボン製のエアセンサーを搭載したことで、感度にもさらにUPしているそうで。
また、モバイルパックはロッドの取り回しを考慮し、リールシートやグリップ形状を優占させたセッティングにより、ロッド性能をより一層高めているのもポイント。
ラインナップは9本で、淡水域から海水域まであらゆるルアーフィッシングに対応するスペックとなっています。
モデル | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元径 (mm) |
ルアー重量 (g) |
適合エギ (♯) |
適合ライン
ナイロン(lb.) |
適合ライン
PE(号) |
カーボン含有率 (%) |
メーカー希望本体価格
(税抜) |
646TUL | 1.93 | 6 | 41 | 94 | 1.2/11.8 | 1~6 | – | 2~6 | 0.2~0.6 | 90 | 13,600円 |
666TL | 1.98 | 6 | 41 | 98 | 1.3/11.8 | 2~10 | – | 3~8 | 0.3~0.8 | 91 | 14,600円 |
746TUL | 2.24 | 6 | 46 | 102 | 1.2/11.8 | 1~6 | – | 2~6 | 0.2~0.6 | 91 | 16,000円 |
766TML | 2.29 | 6 | 49 | 122 | 1.5/14.8 | 5~25 | 2.5~3.5 | 6~12 | 0.6~1.2 | 92 | 16,900円 |
866TML | 2.59 | 6 | 54 | 133 | 1.6/14.8 | 5~25 | 2.5~3.5 | 6~12 | 0.6~1.2 | 93 | 17,500円 |
905TM | 2.7 | 5 | 65 | 170 | 1.4/14.8 | 7~35 | 3.0~4.0 | 8~16 | 0.6~1.5 | 92 | 18,500円 |
965TMH | 2.90 | 5 | 68 | 175 | 1.6/15.3 | 10~40 | – | 10~20 | 0.8~2.0 | 92 | 19,500円 |
665TMB | 1.98 | 5 | 48 | 125 | 1.6/12.8 | 7~35 | – | 8~16 | 0.6~1.5 | 91 | 17,000円 |
765TMB | 2.29 | 5 | 54 | 140 | 1.8/14.8 | 10~40 | – | 10~20 | 0.8~2.0 | 93 | 18,000円 |
ダイワ公式「モバイルパック」詳細ページはこちら
モバイルパックの3つの注目ポイント
前述したとおり、ブランクスにはレジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」を採用。
これにより、ハリがあって、曲がりのきれいなブランクスが、鋭いキャストが可能となっています。
ピンポイント撃ちから遠投まで、不自由なく対応できるブランク性能となっているとのこと。
グリップには高感度で握りやすいエアセンサーリールシートを搭載。
リールシートの素材が軽量なカーボン素材となったことで、感度と取り回しがさらに向上しているそうです。
また取り回しという点で、リールシートポジションやグリップ形状を実釣性能を優占してせっけいもされているとのこと。
両手でのキャストや、脇に挟んでジグをシャクるようなモーションも対応しています。
そして気になるガイドセッティングですが、ガイドサイズやガイド数を見直し、最もブランクスの性能を損なわない仕様にセッティングされているそうです。
軽量化が実現し、シャープなキャストや感度、トラブルレス性能に研きがかかった性能で、トップガイドはSiCリング仕様となっているとのこと。
ほかにも竿袋や、穂先を保護するトップカバーも装着されています。
「クロスビート SW」 と「モバイルパック」の使い分けについて
今回新たに「モバイルパック」が登場しますが、すでにダイワには同じく振出タイプのモバイルロッド「クロスビート SW」が展開されています。
この2機種の主な違いは、クロスビートSW はコンパクトに仕舞えることを優占した設計に対し、モバイルパックは操作性を優占した設計となっているとのこと。
とにかくロッドを短くしてバックパックやスーツケースに入れたり、キャンプ道具と一緒に忍ばせたい方はクロスビートSW。
実釣性能をキープして、釣りを妥協したくない方にはモバイルパックといったように、用途によって使い分けができる性能となっています。
ぜひ、これからの釣りに、ダイワのモバイルロッドシリーズ、チェックしてみてください。