劣化を防ぎ、長期熟成ができるとして話題。
津本光弘さんが考案した血抜き処理「究極の血抜き・津本式」。専用ノズルとホースを使用して神経や動脈、腎臓などに水を流し込んで血を除去。自宅で手軽に行える血抜き処理として、釣り人をはじめ魚屋、料理店、仕入れ業者といった魚に纏わる様々な分野でカナリ注目を浴びることになりました。
津本 光弘(Mitsuhiro Tsumoto) プロフィール
ただ、釣り人の中では「現場で処理をしたい」、「家に持ち帰ってから行うのが面倒」という理由からなのか、自作のポンプを携帯している方が居たり。そもそも自宅の蛇口にホースを装着できないといったことが年々増えてきているのも事実…。そういうことを踏まえて「究極の血抜き・津本式」をもっと手軽にしたいという思いで、ハピソンと津本光弘さんが共同開発し、あるアイテムを完成させました。
それが釣り場で簡単に「究極の血抜き・津本式」ができる「津本式血抜きポンプ」になります。画像の通り、記者自身も普段から愛用していて重宝しているんですが、やはり使っていると、それなりに疑問が沸いてきます。そこで、つい先日「津本光弘」さんに直接お会いする機会があったので、記者が気になっている疑問を色々教えていただくことに! 今回は「津本式血抜きポンプ」の特長を解説すると共に、記者の疑問に対して「津本光弘」さんに答えてもらった内容も一緒に紹介していこうと思います。
津本式血抜きポンプ【ハピソン】
まずは特長について解説していきます。
釣り場で手軽に究極の血抜き・津本式が実践できる「津本式血抜きポンプ」はコンパクト形状で邪魔になることもなく、専用バッグも標準装備となっていてカナリ持ち運びやすいように設計されています。
使用電池 | 使用温度範囲 | 外形寸法 | ボトル容量 | 本体重さ | 電池寿命 | 充電時間 | 防水性 |
リチウムイオン電池(10.8V 2,600mAh) | 5~40℃ | 本体:約75x210x45mm ノズルホース:長さ 約1000mm 吸込みホース:長さ 約800mm 専用ボトル:約100x100x200mm |
約2ℓ | 約550g | 5サイクル (1サイクル30 – 40cmの魚4匹の処理を想定) |
約7時間 | IPX5 |
ハピソン公式「津本式血抜きポンプ」詳細ページはこちら
「究極の血抜き・津本式」に必要なアイテムが勢揃い
本体には初めから血抜きで必要となるアイテムが一式標準装備! 特に装備品としてウレシイのは、尾から血抜き&神経抜きができるφ1.5とφ2.0のノズルが標準パーツとして付いているトコロ! また、エラ下から腎臓に向けての血抜きや血合いの除去などにも使えるリムーバーも装備。
左:リムーバー 中央:φ2.0血抜き&神経締め用ノズル 右:φ1.5血抜き&神経締め用ノズル
コンパクトで高水圧!
USB充電式で専用コードも不要
ご覧の通りコンパクト形状でありながら、独自のポンプシステムとトルネード水流によってカナリの高水圧仕様に仕上がっています。因みにですが、40cm程度の魚であれば2Lの水で4、5匹の処理ができるとのこと。
さらに! コード要らずの充電式。
付属としてUSBコードも付いているので、ポイント移動の最中にも充電することができます。因みに記者は、いつイイ魚が釣れても、スグ血抜き処理ができるように、釣りへ行く際は常に車へ積んでいますよ!