寒い日が続きますが、いよいよ春が訪れようとしています。
暖かくなると色々なルアージャンルが面白くなってきますが、その中の1つがバスフィッシング。春は初心者の方でも大型を狙うことができるので、始めて間もない方であったり、これから始めようとしている方には特に釣りに行ってもらいたい季節。そんな春の釣行にぜひ連れて行ってほしいオススメロッドを今回は紹介!
21ベローチェUX【オリムピック】
今回紹介するのはオリムピックが手掛けるバスロッドのエントリーモデル「21ベローチェUX」。ただ、このロッドは単なるエントリーモデルではなく、オリムピックの名作バスロッドシリーズ「ベローチェシリーズ」の遺伝子を継ぐ低価格にして高性能な入門モデル!
オリムピック公式「21ベローチェUX」詳細ページはこちら
簡単に「ベローチェシリーズ」についても紹介しておくと、今回紹介しているアイテムを除き、「ベローチェRV」と「ベローチェ・ネオ」の2機種がラインナップされていて、低価格でありながらも国内で生産され、両機種共に2万円台前半で入手可能!
同じくバスロッドのフラッグシップモデル「ビゴーレシリーズ」よりも低価格で入手できるとして多くのバサーから評判! そんな「ベローチェシリーズ」をさらに低価格にして本体価格1万円台で入手できるようにしたのが「21ベローチェUX」という訳! お分かりいただけましたか?
ラインナップの幅もメチャクチャ広くて全9機種が揃っています! ビッグベイトなどのヘビーなウエイトを扱える機種であったり、流行りのパワーフィネスに特化したマニアックな機種など! あらゆるメソッドに応じたモデルがとにかく数多く取り揃えられているんです!
全番手にステンレスSIC-Sガイドを採用
さて、そんな「21ベローチェUX」には全番手共通してSIC-Sガイドが採用されています。SIC-SというのはSiCの形状を進化させたものであり、硬さと滑りの良さをそのままに、薄型化を実現! 約9%の軽量化を実現したガイドです。
従来のSiCの特長を引き継ぎつつ、トルザイトに迫る薄さと軽さを実現したガイドでロッド全体の軽量化に加え、操作性も従来のガイドよりアップしているとのこと。そんな高品質なガイドが、「21ベローチェUX」に搭載されていると思うと凄いですよね。
さらに! SIC-Sを装着したガイドフレームには「ステンレスフレームKガイド」を採用。これによってライントラブルが無く、快適に使用することができます。また、74Xに関してはオールダブルフット仕様に…。
ブランクスにはオリムピック独自製法を
「ベローチェRV」にはグラファイトクロスが使用されていましたが、今回の「21ベローチェUX」にはグラファイトクロスLVが採用されています。
グラファイトクロスLVは、グラファイトクロスと重量、成型厚み、タテ・ヨコの繊維構成比はそのままに、約10%の軽量化を実現した薄い織物。コレの採用によって、ネジレや潰れに対する強度と軽量化を両立。
他にも色々なコダワリが
グリップやリールシート、それにジョイント部など! 他にも細かい箇所にまで徹底的にこだわられている「21ベローチェUX」。では、各パーツを順番に見ていきましょう!
まず、グリップマテリアルに関しては高強度・耐食性に優れているEVAが採用されています。
リールシートに関してはベイトモデルとスピニングモデルによって異なり、ベイトモデルはECSリールシート(74XはTCSリールシート)を採用。スピニングモデルにはVSSリールシートとなっています。
2ピースモデルのジョイント部にはフェルール(逆並継)を採用。まるでワンピースのようなスムースなベンディングカーブを実現します。74Xは持ち運びに便利なグリップ脱着式です。