近年のアウトドアブームの影響で釣りを始める方が増えてきているといわれています。
最初は釣具屋さんにある入門セットで始めた方も、そろそろ釣り道具のステップアップもしたいと考え始める頃なのではないでしょうか?
今回紹介するのは、そんな方たちにもオススメリールのご紹介!
オクマから出ている「ITX」です!
ITX
ITXは台湾発のリールメーカー、オクマが手がける汎用性に優れたスピニングリール。
その用途もバスフィッシングからエリアトラウト、ソルトのサーフ・ライトゲームなど幅広く対応し、一台あれば様々な釣りができる超万能リールとなります。
更に価格帯も2万円以下で購入できるなど、これから釣りのステップアップをしたい方にも最適です!
オクマ公式「ITX」詳細ページはこちら
3つの注目ポイント
出典:オクマ公式「Okuma Fishing Tackle USA Twitter」詳細ページ
オクマはアメリカやヨーロッパ、アジア圏、南米など世界各地で愛用されているグローバルなリールメーカー。
つまり、そのターゲットになる魚も様々で、バスをはじめ、バラマンディやスネークヘッドなど怪魚クラスの魚にも対応した性能となっています。
そのカギとなるのが、リールの剛性。
ITXでは、ボディ、サイドプレートおよびローターなどリールの重要部分には、軽量で硬質なC-40Xカーボンを使用し、優れた剛性力・耐久性を有した性能となっています。
また、ボディにはねじれに強い「トージョン・コントロール・アーマー(TCA)構造」を採用。
ボディ全体を包み込むようなダブルアーム(リールフッド)構造となっているため、従来のシングルサイド設計と比較してねじれに強く、耐久性に優れた設計になっているのだとか。
ボディ素材の軽量で硬質なC-40Xカーボンと組み合わせることで、強い負荷がかかってもボディの変形を防ぎ、内部のドライブ機能もスムーズに稼働。
安定した巻き出しが可能となります。
ITXをはじめ、オクマのリールは最大ドラグ力が高いのも特徴!
1000番クラスで3kg、2500・3000番で8kg、4000番で10kgまで対応が可能です。
不意な大物でもドラグでラインを放出し対応してくれるので、万が一のときにも安心。
新たに青物やシーバスなどパワーのある魚を狙いたいときにも、ITXはオススメです。
ちなみにITXで採用されているドラグは「マルチディスク・カーボンファイバー・ドラグシステム」。
カーボン製のマルチディスクを搭載することで細かい設定を行うことができるほか、水分の侵入を防ぐハイドロブロックガスケットを採用。
これにより、ドラグも滑らかに可動してくれます。
ITXは剛性や耐久力だけではありません。
巻き出しの良さも注目です。
ITXでは、7HPB+1RBの高性能ボールベアリングシステムを搭載しています。
ベアリング数だけ比較しても、他社の同価格帯のスタンダードモデルよりも数も多く、実際、巻き出しも非常に滑らか。
グリース充填ベアリングなので、購入してすぐに使用しても軽やかな巻き出しができるのも嬉しいポイントです。
ITXのスペック
型番 | ギア比 | ベアリング数 | 自重(g) | 最大巻上長(cm) | 最大ドラグ力(kg) | 標準スプール
ナイロン糸巻量(号) PE糸巻量(#号) |
ITX-1000H | 5.8:1 | 7+1 | 200 | 73 | 3 | 1.5号/130m
2号/100m, 2.5号/80m #0.6/380 #0.8/275 #1/230 |
ITX-2500H | 6.0:1 | 7+1 | 235 | 85 | 8 | 2号/180m
2.5号/150m 3号/120m #1/280 #1.5/190 #2/140 |
ITX-3000H | 6.0:1 | 7+1 | 235 | 85 | 8 | 2号/220m
2.5号/180m 3号/150m #1/340 #1.5/230 #2/170 |
ITX-4000H | 6.0:1 | 7+1 | 285 | 94 | 10 | 2.5号/240m
3号/200m 4号/150m #1/470 #1.5/320 #2/235 |
そのほかの機能も充実
サイクロニック・フロー・ロータとは、ハンドルの各ターンで、スプールの下と周りのロータの周りの空気を大幅に増加させる「サイクロン」気流を作成する機能。
これにより、リールが濡れた場合にはるかに速い乾燥時間を可能にし、腐食を最小限に抑え、リールの寿命を延ばすことができます。
アルミ製のハンドルは、スクリュー式を採用し、高負荷においても安定した耐久性となっています。
また、トラクション・グリップ・テクノロジーにより、ノブのグリップにも優れているのも特徴です。
ITXはコストパフォーマンスに優れ、様々な魚種・釣りに対応した超万能リール。
これから釣りを本格的にステップアップしたい方はもちろん、バーサタイルリールを探していた方にもオススメのスペックとなっています。
ぜひ、チェックしてみてください!