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宵姫天が持つコンセプトを継承、究極のティップランロッド「EGTR Xアルティメイト」

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毎年、この時期になると各メーカーのフラッグシップは気になるもの。

買えるかは別として…。

前モデルをさらに進化させていく部分では、本当に各メーカーの努力には頭が下がります。

EGTRを超えるEGTR Xアルティメイト

今回は、ラグゼのティップランロッドの最高峰「EGTR Xアルティメイト」をご紹介。

ラグゼのティップランエギングロッド「EGTR X」というモデルがすでに完成形ともいえる仕上がりであったのですが、そのEGTR Xをさらに超える究極の進化系とウワサの EGTR Xアルティメイト

出典:ラグゼ公式EGTR Xアルティメイト詳細ページ

まずは簡単に機種をご紹介。

EGTR XアルティメイトにはS510ML+-solidとS65ML+-solidの2機種がラインナップされる。

スペック
モデルNo. タイプ 標準全長(cm/ft) 希望本体価格(税別) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) パワー 使用材料(%) 継数(本) ルアーウエイト(g) 適合ライン(PE/号) 先径(mm) グリップ長(mm)
S510ML+-solid スピニング 178(5’10”) 58,000円 53 93.5 ML+ C99.9 G0.1 2 25~100 0.3~1 0.7 300
S65ML+-solid スピニング 196(6’5″) 58,500円 58 102.5 ML+ C99.9 G0.1 2 25~100 0.3~1 0.7 300

 

とんでもない軽さだ

まず、スペックから見て「コレはスゴい」とうなるのは単純な自重。

2機種ともに50g台という圧倒的な軽さ! これはEGTR Xをも凌駕します。

とはいえ、数字的な軽さは、目的を達成したいがために生まれた結果で。

EGTR Xアルティメイトが求めたのは究極の操作性と感度。

求めたのは究極の操作性と感度

ティップランエギングは、当たり前ながらエギを動かす・止める、そして時に厳しすぎるくらいの微細なアタリ(笑)を感じ取れるかどうかが釣果への分かれ道。

操作性と感度、その究極を突き詰めていくうえで、カギとなったのがラグゼの「宵姫天」の存在だったそうです。

ティップランの聖地・伊勢志摩の遊漁船・FP志摩でテストを繰り返したという

「宵姫天」は、最新のブランクマテリアルはもちろん、極限にまで過不足なく備えられたパーツなど、ムダを一切省きながら必要な部分は一切見落としがない、キンキンの感度を有するアジングロッド。

そうした宵姫天のコンセプトを落とし込んで開発が進んだティップランエギングロッドだそうです。

宵姫天のコンセプトを継承しつつ誕生

宵姫天のコンセプトを継承…と聞くだけでテンションが上がる人もいるのではないでしょうか(笑)。

特設サイトによる言葉を借りてまとめると、宵姫天が持つ「反響感度」、「接触感度」、「抵抗感度」にプラスし、「目感度」を向上させたロッドであるといいます。

そのため、まずは宵姫天同様のセッティングのプロトからスタートし、ティップランエギングロッドとして必要なパーツは後から最低限のボリュームで取り付け直したそう。

トレカ®T1100Gとトレカ®M40X採用

ブランクスにはEGTR Xでも採用されていた「トレカ®T1100G」に加え40tの高弾性「トレカ®M40X」をも組み込み、軽いのに強い。パワーと張りを持たせ、さらにファーストテーパーに磨き上げた仕様。

 

ここに、オリジナルの極薄カーボンパイプのリールシートと、反響感度を増幅させるリザウンドグリップ機構を組み合わせています。

触れていて感じる、響いて感じる、加えてティップがわずかな変化をも表現し、絶対的感度を手に入れているという。

 

また、EGTR Xアルティメイトの2機種は「ML+」というパワー設定。

MLクラスのティップとMクラスのバットパワーが融合した、より先調子の設定で、繊細さとアワセのレスポンスの両方をバランスよく備えた設定。

一見すると華奢に見えるものの、100gのエギを使ったディープの釣りでもフッキングに不満はない仕上がり具合だそうで、そうした自信が2機種に絞った機種展開を可能にしているともいえるでしょう。

もちろん、思い通りに動かせるのはもちろん、しっかりとステイできることもティップランでは重要となってきますが、そのあたりも抜かりなくロングステイにもしっかり対応してくれるそうです。

EGTR Xが名竿だっただけに、それをも超える感度を持つアルティメイトの存在は、激タフなシーンでこそ、その真価を発揮するかもしれませんね。

ラグゼ公式EGTR Xアルティメイト詳細ページはこちら

GAMAKATSU(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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