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【遠投可能/サーチ能力に優れる】オリジナルとの違いとは!レオン加来匠が徹底解説!「ナッゾジグSlim Long Edition」とは?

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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今回はコマーシャル前提の原稿となりますが、2月5日に発売となるナッゾジグのNew Model「Slim long」について解説いたします。

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

 

既存のナッゾジグと何が違う?

分かりやすくするため、あえて抽象表現からします。オリジナル「ナッゾジグ」は言わばオフロードカーです。

インクスレーベル公式「ナッゾジグ」詳細ページはこちら

 

ゴツゴツの岩場やぬかるんだ道であったり、曲がりくねった道、藪の中をシッカリと踏ん張りながら踏破(とうは)するジムニーやランクルなのです。

一方、スリムロングは言わばスポーツセダンです。高速道路のように広くて平坦で真っ直ぐな道を快適に走ることを前提に、作られたツーリングカーなのです。まずはこの比喩で大まかなイメージを持っていただきたいと思います。

 

ナッゾジグの特性とは?

そもそも「ナッゾジグ」最大の命題はメタルジグにあるまじき「ミノーのように泳ぐジグ」というところにあります。

舟形に作られた独特のボディ形状に加え、あえてローリングスイベルではなくスプリットリングで接続されたウイローリーフの効果が相まって、リトリーブでのアクションを俯瞰(ふかん)で見ると、まるでジョイントミノーのようにクネクネと泳ぎます。

そして、根魚好きな僕がこのジグに付加させたもう1つのGimmickは根掛かり回避能力です。

フォールの際に水平にロールしながら落ちるボディ。合わせてブレードの上にシングルフックを抱き合わせで乗せる事によって、例えばゴロタ場や溶岩帯エリアや珊瑚礁リーフなどでも、ほぼテキサスリグ並みのスタック回避能力、あるいは舟形・頭でっかちのフォルムが為す「スタックからの外れやすさ」などを含んで、「スローなアクションでも良く釣れる」という類い希なメタルジグが実現したのです。

 

アクション動画参照

出典:YouTubeチャンネル「INX tv」

 

とはいえ、こういったスキルを持たせると反面な部分もどうしても出てきます。それはフォールスピードが遅いトコロや、早巻きでは抵抗が重くかつ、ウォブリングアクションが破たんするトコロです。

したがって「ナッゾジグSlim Long Edition」では冒頭で比喩したように、ボートからのキャスティング表層引きや、逆に真下に落とすバーチカルゲームや、あるいは堤防や岩場からの遠投ゲームなど、障害物が比較的少ないロケーションに合わせて全てを見直したモデルです。

インクスレーベル公式「ナッゾジグSlim Long Edition」詳細ページはこちら

 

使いどころは?

スリムロングの使いドコロは、ブリやサワラなどのボートゲームやサーフからのヒラメやマゴチやシーバスやサーモン&トラウトゲームなどで、比較的に障害物が少なくかつ遠投が必要なシーンに特化させたモデルなのです。

 

したがって、ラインナップもひとまず45gと65gのみで、フックも10kg前後の大型魚まで想定し、丈夫なジギング用シングルフックをブレードの上に直角に立つようにセッティングしてあります。

 

使い分けは?

ということで、荒い根やボトム回りをジグヘッドを使うように巻きやリフト&フォールで丹念にスローに攻めたい時はオリジナルモデルを、よりジギング風に遠投やスピーディーな釣りをする時にはスリムロングを、という使い分けをしていただければと思います。

 

オフショアキャスティングゲーム実釣映像

出典:YouTubeチャンネル「INX tv」

 

オフショアゲーム荒根編バーチカル実釣映像

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

 

シーンに応じて、オリジナルorスリムロングそれぞれを使い分けをしていますのでご参考下さい。

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