養老水系や琵琶湖をはじめ、全国各地で釣果報告が絶えないスイムベイト、FINAL WEAPON(ファイナルウエポン)の「イービルシャッド」。
シャローレンジでも引ける、超デッドスローリトリーブにも対応した喰わせ・寄せに強いルアーとなります。
前回の紹介記事でも触れましたが、釣れる要素の一つに「マテリアルの比重」設計が挙げられます。
今回は、イービルシャッドの釣れるカギとなる比重設計についてご紹介していきます!
養老水系・琵琶湖でも実績多数!唯一無二のスイムベイト!FINAL WEAPON(ファイナルウエポン)の「イービルシャッド」
「生命体比重」を追求したマテリアル
イービルシャッドの釣れる理由の一つに、マテリアルの比重設計が挙げられます。
イービルシャッドの生みの親、河村亘真(かわむらのぶまさ)氏によると、生き物が持つ比重バランス、生命体比重を追求した設計になっているとのこと。
人間の体が水に浮くのと同様に、生き物の体はそれぞれに比重バランスが存在します。
イービルシャッドでは、ベイトとなる魚の比重バランスを追求し、より自然に近いカタチで再現されています。
バスがベイトと認識する理由はポイントは諸説ありますが、そのうちの一つが生命体比重になっていると河村氏は語ります。
また、イービルシャッドが丸呑みが多い理由として、バスがベイトに認識しやすいのも生命体比重が関係しているのだとか。
というのも、私たちが何か物を持ち上げようとする際、その物の重さをあらかじめ想定し、それに合わせた力で持ち上げることとなります。
バスも同様で、イービルシャッドのサイズに合わせて、バスが勢いよく飲み込もうとするため、丸のみとなるそうです。
つまり、バスがイービルシャッドを完全にベイトとしてとらえているということが分かります。
着水時からの変化が食わせのタイミング
この生命体比重が最も活きるのが、着水してからの姿勢の変化のタイミングだそうです。
イービルシャッドはテールアクションなどで寄せにも強い性能となっていますが、実は非常に食わせにも長けたスイムベイト。
基本的に、ピッチングなどショートディスタンスで狙うことを得意とし、バスが潜んでいそうなエリアを丁寧に誘うのがポイントとなります。
ここで重要になるのが着水してからの巻き出しのタイミング。
イービルシャッドはフォールスピードは非常にスローになるので、着水させて一呼吸もしくはやや沈ませてからの巻きだすのがベストとなるそうです。
というのも、頭部から沈んでいくのですが、巻きだしの姿勢の変化が最もバイトが多くなる瞬間となります。
特に冬の低水温期やタフコンディション時にはこのアクションは効果的とのこと。
生命体比重によるレンジキープ力
そしてもう一つが、巻いたときのレンジキープ力。
イービルシャッドはノンウエイト設計のため、デッドスローで巻いても一定のレンジを保って巻いてくることができます。
リトリーブ速度でいえば、順流でいえばノーマルからローギアタイプで1秒間に1回転ほどでラインのたるみを取るようなペース。
逆流の場合では1秒間に半回転ほどでも流れを受けることでテールがアクションし、レンジも中層を巻いてくることができます。
冬の時期というと、バスはボトムにベッタリというイメージがつきがちですが、実は攻略のカギは中層にあるという、河村氏。
越冬するバスは2パターンあり、一つはボトム付近で静かに過ごすタイプと、低水温の中でも活性が高くベイトを捕食するタイプに分かれるそうです。
生命体比重と話しましたが、ベイトを追うことができる活性の高い個体には、体内に脂肪がついているため、完全なボトムにいるわけではないのだそう。
特に体高のあるデカバスに関しては、脂肪がついている分、沈むことができない、もしくは中層を泳ぐ体力があると考えており、そうしたレンジにあわせるのにもイービルシャッドは最適なのだそう。
デカバスのいるレンジにあわせて、しっかりと狙うことができるのもイービルシャッドならではの性能といえるでしょう。
これまでSNSでデカバスの釣果報告が多いのも、そう言った理由があるのかもしれません。
販売の情報などはSNSにてチェック
イービルシャッドの取り扱いは公式HPのSHOP INFOで確認できます。
もしくは公式オンラインショップで購入が可能です。
入荷情報などはInstagran・Twitter等で告知がされますので、あわせてチェックしておきましょう。
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2022年にはイービルシャッドにあわせたナイロンラインや、スモールサイズの「スピンイービル」、ストレートタイプの「イービルクローラー」も展開予定とのこと!
ぜひチェックしてみてください!