今江克隆のルアーニュースクラブR「ソリッドティップとチューブラー、どちらが正解??フィネス系スピニングロッド選びの本質」の巻 第1083回
ZIGZAGガイドシステム
このチューブラー特有の感度的な分かりやすさ、受身でなく積極的な操作感こそが、自分が苦手なスピニングフィネスにも集中できるようになった最大の要因だった。
加えて3年前は半信半疑だった青木オリジナルの「ZIGZAGガイドシステム」が、感度増幅に相乗効果を発揮してくれたことは、もはや疑いようもない。
この「ZIGZAG」にかんしては、青木氏本人さえ気が付かなかった新たにビッグメリットがあり、それにかんしては、またの機会に解説しようと思う。
新しい守護神の誕生
結論をいえば、結局、ソリッドティップを選ぶか、チューブラーを選ぶかは、アングラーの性格とスタイルによって大きく変わってくるということだ。
自分ですら、もし青木氏が「今江さんは絶対チューブラーですよ!」と迷いなくいい切ってくれなければ、まだソリッドティップ神話の迷宮をさまよっていたかもしれない。
そのロッドへの信頼が、この度リールのサポートを受ける決め手ともなった。
そういえば、昔、自分はライトリグも上手かったよな……と思い出した時、そこには守護神「エアリアル」の存在があった。
「カレイド・インクレディブルセンサーK.IMAE LIMITED」、それはまさに時代の進化が生んだ「エアリアル」に代わる、「エアリアル」を超えたチューブラーの絶対守護神なのかもしれない。
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