【今後の南湖はウイードパッチが狙い目】高比重ワームやSPミノーで丁寧にアプローチ!永野総一朗が解説する「2022年冬の琵琶湖状況」
皆さん、新年あけましておめでとうございます!
今年もたまらんばいスポット並びにたまらんばい永野をよろしくお願いいたします! いよいよ2022年がスタート。琵琶湖は年末年始に強烈な寒波と積雪があり、私自身も巻き込まれました。年末は彦根にいたのですが、短時間で信じられない積雪。車が動かず動けなくなってしまったという…。
今後の南湖は「ウイードパッチ」が狙い目
さて! 今回は2022年冬の考察。
年があけてからもそれなりの寒波が続いており、南湖の水温も5~8℃といよいよ底を叩きました。年末の積雪からの急な雪解け水の流入によって、一気に水温が下がり、バスも動きたくても動けないような状態。
琵琶湖全体で言えば、今は北湖を中心としたロックエリアや漁礁、取水塔などのいわゆる「硬いところ」がめっぽう強いように思います。前回説明をしたようなスイムジグパターンもそんな場所で釣りをしています。それはそれで成立しているのですが、今後南湖でキーになってくるのは上に書いたような硬いボトム。そして何より「ウイードパッチ」。
これまでの南湖は一応冬でも東岸、西岸ともにジュウタン状の広いウイードが残っており、そんなウイードフラットをクランクやスコーン、アラバマ等で巻いて釣るのがこれまでの主流でしたが、そんなウイードフラットが残っているのは今は東岸の一部。
木の浜~赤の井~下物のアウトサイド。しかし今それらのエリアの水温は5~6℃と極端に低く、食う魚が多いであろうところは、平均水温が7~9℃ある南湖北エリア西岸(カネカ~アクティバ~山ノ下~名鉄~堅田)。
それらのエリアにはジュウタン状のウイードは無く、あるのは一つ一つがはっきりしている小規模なウイードの塊「ウイードパッチ」。エビモ、もしくはニラみたいなウイードパッチが多くあります。規模は小さいのですが高さが50㎝~1.5m程あり、特に西岸ワンド内に多く点在しています。
冬から春にかけてはそんな小規模なパッチがかなり強くなってきます。これまではフリーリグやテキサス、ネコリグで狙っていましたが、最近は高比重ワームを駆使したボトムジャークが良い感じで、僕はもっぱら「コイケシュリンプマグナム」の刈り上げエディション。
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極寒ベタ凪の早朝であれば、たまらんばいミノー「HUミノー111SP」などで、パッチの上を弱めのトゥイッチで攻めるのもアリです。この冬から春にけて南湖西岸の小規模パッチは要マークです!
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