【3つのポイントを押さえるべし】ジャッカル田中 亜衣「冬のタイラバゲームの基本」
皆さん、あけましておめでとうございます。
2022年の初釣りはもう済みましたか?
冬もど真ん中になると海況の良い日も限られて、なかなか沖に出れないですね。だけど、風のない日なんかはいつもより釣果の良いことがよくあるので、寒さに負けずに出かけてくださいね。
とは言うものの…冬には冬の釣果の上げ方ってあるんですよ。今回は真冬でも釣れる「基本的な冬のタイラバゲーム」について話していきたいと思います。
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
冬の釣りはココにこだわる!3つの攻略ポイント
細いタイプやボリュームを抑えたネクタイはこの時期の定番です。
春から秋と比べ、真鯛の動きも鈍く小さな餌を捕食する傾向があり、ボリュームのあるネクタイよりもボリュームを抑えたネクタイの方がバイト数が多くなり釣果にも反映されます。
意外かもしれませんが、ラインの中でも特にリーダーの太さがバイト数を上げるキーになります。
私のホームでは、普段からフロロカーボンの2.5〜3号を使用していますが、急な水温低下などの影響で真鯛の活性が下がるとリーダーはフロロカーボンの2号まて細くします。リーダーを細くしても、きっと真鯛には見えてると思いますが、ルアーの動きに違和感が出なくなるのか?はたまたフォールの動きが良くなるのか?わかりませんが、明らかにバイト数は増えます。
ただ、当たり前のことですが真鯛が掛かってファイトする時は、リーダーを細くした分、やり取りは難しくなりますが、そもそも「掛かってなんぼ」なのでその辺りはその日の活性の高低を見極めながらなるべく細いリーダーを使ってもらうと釣果に結びつくと思います。
私の船に遊びに来てくださるお客さまには良くアナウンスするのですが、巻きスピードってタイラバゲームの中で最重要事項な部分なんですよ。特に、活性が下がれば下がるほど、巻きスピードのちょっとした違いで釣果が格段に変わることがあります。
真冬のタイラバゲームでの巻きスピードで覚えてほしいことは2つ。
ハイスピードとロースピード。
活性が低いことの多いこの時期は普通の釣り方では釣れないことが多いです。そんな時は、いつもと違って超ハイスピードでリアクションバイトを狙うのか?また、超ロースピードで採餌行動としてのバイトを狙うのか?とメリハリのあるスピードで狙うことをオススメします。
乗り合った他のアングラーの釣れ具合に注意して、あまり釣果の良くない時は、このような攻め方も有効になるので覚えておいてください。
とまぁ、文章で書くと簡単で奥深いところまでなかなか伝えれないのですが、今回書いてあることをご自身なりに試して、何か掴んでもらえると嬉しいです。なかなか寒くて釣りに行くのが億劫になる季節ですが、価値ある一匹を狙いに海に出てみてくださいね。
それては皆さま、良い釣りを♪
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