2022年のベイトリールに関して

最後に、2022年の展望として、ベイトリールに関しては幸いなことに「G-Niusプロジェクト」の青木哲プロからサポート提供のお話があり、2022年からはメインリールをG-Niusの「グラビアス」を使っていく予定である。

同時に、これまたうれしい話なのだが、沢村幸弘プロのご好意でKTF「KAHEN」スプール搭載の「Gravius×KTF」の今江スペシャルBFモデル（NEO&FINESSE）の開発が、2022年夏頃を目処に進行中である。

2022年からの自分の右腕に選んだのは「G-nius GRAVIUS」。その堅牢さと安定したベース機の品質は今の海外製リールではピカイチだからだ。KTF沢村プロの協力で2022年はさらに強力な戦力として劇的な進化が期待される

フレームがとても頑丈なうえ、ロングノーズ、360度均等配置マグネットの「グラビアス」にKTFの「KAHEN」スプールが搭載されれば、その戦闘力はいわずもがなだ。あとはハンドルノブを自分好みにチューンしたいところ

ただ、これで「ABUGARCIA」が嫌いになったわけでは決してないので、「Gravius×KTF」のBFモデルが完成するまでは、ABUとピュアのロゴマークはJB/NBCのルール上消さなければならないが、ABU最後の最高峰シグネイチャー「LX992RS/REVIVE」は試合でBFメイン機種として継続使用していくつもりだ。

「企業としてのピュアフィッシング」が変わろうとも、後にも先にも、「ABUGARCIA」のリールは、自分のバスフィッシングの歴史であり、バス釣り人生の掛け替えのない伴侶だったことには何も変わりはない。

ピュア・フィッシングとの契約は解除になったが、この証書は家宝であることに変わりはない