シーバスやサーフ系のルアーを多く輩出しているエクリプス。
今回はそんなエクリプス初となるミノー「アストレイア99F-SSR」をピックアップ。
アストレイア99F-SSRはサーチとフォローを両立する、汎用性の高いミノーになります。
レンジもSSR(セミシャローランナー)設定で、F(シャローランナー)の0~20cmよりも一つ下の約20~60cmを誘います。
今回は「アストレイア99F-SSR」のシチュエーション・用途ごとでの使い方についてご紹介していきます!
広範囲をサーチするときはやや早巻き
まず、キャスト性能ですが、99mmのボディに対し、ウエイトは12gとシンキング系のミノーに比べるとやや軽めの設計となっています。
しかし、キャスト中は空力を考慮したボディ形状により、従来のモデルに比べて飛距離性能が高く、飛行中も回転を修正し、空気抵抗を受けにくくしてくれます。
着水後は、糸ふけを取りながらミディアム〜ファーストでリトリーブ。
レスポンスも良く、程よく水を受けることで、潜るスピードも速く、しっかりと巻き抵抗感が伝わるリップ形状になっています。
サーチをする場合では、ミディアム〜ファーストの速度でリトリーブするのがポイントで、ルアーがブリブリとテールを振っている感触が分かる速度がオススメ!
やや早巻きの速度ではアクションもウォブル5:ロール5、レンジも40〜60cmぐらいのレンジで、寄せに強いアクションとなります。
広範囲をサーチするときは、この速度を維持し、流れや潮の変化があるところを探っていきます。
流れの変化のポイントがシーバスはじめ様々な魚のフィーディングポイントになるので、潮目や各方向にキャストしていくようにしましょう。
ちなみに、流れが強いところではさらにブリブリとルアーの抵抗感が増し、流れから飛び出したらフルフルと弱くなるので、巻き感の変化を敏感に察知していくことが重要です。
流れに変化があるポイントを見つけたらスローリトリーブ
流れの変化・潮目の変化を見つけたら、今度はスローリトリーブに切り替えます。
スローにすることでアクションがウォブル2:ロール8に変化し、マイクロフラッシングを発生させます。
またキャストも、同じ位置からではなく、アップ→クロス→ダウンの順で徐々に立ち位置を変えながら、じっくり探っていくのがポイント。
流れの強いところを探っていきながら、ルアーが流れから外れた瞬間にバイトが集中するので、ブルブルッと強波動のあとにフルフルっと弱々しい感触となるポイントを集中的に狙いましょう。
重量感あふれるバイトが伝わってきたら、一呼吸おいてからフッキングを決めると、より確実に掛かります。
何本か釣り上げた後やショートバイトが多いときには、クイック&スローのアクションがオススメ!
これまでは流れの強弱でアクションの変化をつけていたものを、今度はアングラーでアクションの緩急をつけるというもの。
操作は、リールをグリグリッと1〜3回転ぐらい早巻きで巻き込み、そのあとに止めずにゆっくりとデッドスローを1〜3回転混ぜるだけ。
早巻きでルアーを強めにアクションさせ、そのあとのデッドスローの弱めな動きに変化させることで、魚のバイトを誘うというもの。
このときにフローティングやシンキングでルアーが急激に浮き沈みしてしまうことで、ルアーは口の中に吸い込まれにくく、ミスバイトの原因にもなっていたのですが、アストレイア99F-SSRでは絶妙な浮力設計でしっかりとフックが口の中に納まります。
数少ないチャンスをものにできるのも、このアストレイア99F-SSRならではの性能といえるでしょう!
このようにアストレイア99F-SSRはリトリーブ速度一つで様々な攻略ができる、非常に優秀なミノーです。
遠投性にも優れているので、河口やサーフ、中規模河川などでも十分に活躍してくれます。
使えば使い込むほど、バイトの誘発もさせやすいルアーとなっています。
シーバス以外でもヒラメ・マゴチ・チヌなど様々なターゲットを狙うことも可能です!
ぜひ、気になった方はチェックしてみてください!
アストレイア99F-SSRのスペックとカラーラインナップ
Length:99mm
Weight:12g
Hook:GamakatsuSP-MH#4 Ring:#3
Price:¥1,900(税抜)
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