タックルハウスの「ローリングベイト」。 どんな印象をお持ちでしょうか。
不朽の名作、ボックスに1つは入っている、水平姿勢、ナチュラルなローリングアクション、引き重りが少ない、そして多彩なバリエーション…。
その多彩なバリエーションと言えば、2019年にはアクションはそのままにメタルボディの「ローリングベイトメタル」が登場したのは記憶に新しいところ。さて、2022年また新しいシリーズが登場です。
(仮称)ローリングベイト ・シャッド
この「ローリングベイトシャッド」、実は登場までに紆余曲折あったようで。
元々の登場予定は2021年の秋。2021年の春の時点では、実はすでに製品仕様が決まっていたという。ところが、このコロナ禍で登場が2022年に延期。そこで、せっかくなので使い勝手やアクション面などをさらに突き詰めてテスト。さらなる改良が加わって満を持しての登場、という経緯があるんだとか。
発売時期が伸びたからただ待つ…だけじゃない所に、モノづくりに対するこだわりが見え隠れする素敵なエピソード。
さて、本題のルアーに目を向けていきます。まず目を引くのは、オリジナル譲りのリップもさることながら、体高のある扁平ボディ。ベイトに合わせるなら、サッパやヒイラギ、コノシロやアジなどでしょうか。
サイズ的には全長80mm、ウエイトは24g。トレブルフック#5×2本を、#3のリングで接続。やや小型でメインターゲットはシーバスですね。個人的にはシーバスルアーでかなり使いやすい範疇。
また、特筆すべきは上から見るとリアに向かってやや太くなっていく形状、そして流線型のボディ…これは飛距離もかなり出そうな感じ。
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で、気になるのはアクション。
百聞は一見にしかず。タックルハウス公式YouTubeチャンネル「TACKLE HOUSE (株)タックルハウス」でアクションがアップされていたので、まずはこちらからどうぞ。
出典:YouTubeチャンネル「TACKLE HOUSE (株)タックルハウス」
さすがローリングベイトと言えるハイピッチローリングアクション。さらにそのまま、左へ右へS字軌道。ファットな形状と相まって、かなりハイアピール。オリジナルとはまた異なる感じに仕上がっている印象です。
潮の変化やヨレなどでバランスを崩したタイミングでドン…とか。また、そのアピール力の高さから、大型河川やサーフなど広いエリアで広範囲に探っていくなんてときにも重宝しそう。
ちなみに公式HPには以下の記載。
ファーストモデルは全長80mm(24〜25g予定)とシーバスルアーの中では小型の部類になりますが、水中での存在感は比較的大きい為、オリジナルRBでは物足りなさを感じる事の多い秋のコノシロやマイワシパターンなどの大型ベイト付きのシーバス狙い時にも心強い存在となるはずです。
出典:タックルハウス公式HP
ちなみに登場は2022年の秋頃を予定しているとのこと。
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プロトではありますが、早くも釣果が出始めている様子。少し投げに行ってみて、感想などをまたお伝えできればと。
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