ZPI・アルカンセロッドの中でジグやワームにマッチしたカテゴリーが「JW」。
J=ジグ、W=ワームで、機種番にJWが付くのがそれです。
つまりは、基本的に撃ちモノに特化したロッド。
アルカンセのJWには2つの機種があります。
ひとつはJW-69MHST、もうひとつがJW-70H。
ソリッドティップがクセになるJW-69MHST
まずはアルカンセJW-69MHST。
表記から説明するとJWは前述した通りで、69はレングス。MHはミディアムヘビーを意味し、STはソリッドティップを指します。
ブランクスは高感度のカーボンを採用していますが、ティップは低弾性のソリッド。
7gシンカーまでのワームリグ全般、ノーシンカーリグ、フットボールジグにベストマッチする。
軽量リグを意のままに操作し、タフコンディション下でのバイトを感じ取るため、キレのある高弾性ブランクスを採用。ソリッドティップを組み合わせることで、アングラーはバイトに気が付くが、バスには違和感を与えずに喰い込ませることを可能にした。
ティップ部のガイドの小型化と、高弾性ブランクスとの相乗効果により繊細なシェイクを軽快に続けられる。出典:ZPI公式
操作性はありながら、バスに違和感を与えず、弾性に軟らかさをもつがゆえに、ヌルッとしたライブリーな動きをリグに与えることが可能。
品名 | 全長 | ルアーウェイト | ライン | 価格(税込) |
ALC–JW69MHST | 2.05m | 1/4 ∼ 1oz | 8 ∼ 16lb | ¥40,700 |
強引にカバーから引きずり出せるJW-70H
一方のアルカンセJW-70H。
先ほど同様に表記をひもとくと7フィートのH(ヘビー)。こちらはチューブラー。
ティップまでシャキっとして、張りがあり、ヘビーカバーの中に各種リグを撃ちこんで、バイトがあれば強引に引きはがすパワーを有するモデル。
1/2オンス以上のヘビージグや3/4オンステキサスリグをたとえ枝越しでも思い通りに操作できるよう、ティップまでパワーの漲るテーパーデザイン採用。
水面とオーバーハングの僅かな隙間を撃ち抜くために、取り回し重視のショートリアグリップを装着。これにより正確なフリップを繰り返すことを可能にした。
出典:ZPI公式
レングスの割にグリップは短く、テンポよく撃っていく際の邪魔をしないのも特徴です。
品名 | 全長 | ルアーウェイト | ライン | 価格(税込) |
ALC–JW70H | 2.13m | 3/8 ∼ 2oz | 14 ∼ 25lb | ¥40,700 |