エクリプスといえば、シーバスのイメージが強いかと思うのですが、今回紹介するのは「パンチングシュリンプ」。
エクリプス初となるロックフィッシュ用ワームです。
ちなみにですが…2021年のエクリプスは、パンチングシュリンプ以外にも〝初モノ〟があって、タチウオジギング用メタルジグ「リンネ」と「テミンク」が登場しました。
シーバスのイメージは確かに強いのですが、そもそもエクリプス自体はソルトの総合ブランド。実は関東でいう船のマルイカ(ケンサキイカ)や、いわゆる湾フグロッドも発売していたります。
2022年も、これまで以上にソルトのさまざまなジャンルにアイテムを繰り出してくれるんじゃないかなぁ…なんて勝手に思っています。
パンチングシュリンプの特徴
さて、話をパンチングシュリンプに戻して。
ロックフィッシュ用ワームということですが、いかにも釣れそうなフォルムがまず目につきます。
エビ型というかシャコ型というか、ロックフィッシュが絶対好きなヤツ!
まず目に付くのは薄く長めのアーム(テール)部分。
パッケージから開けた時はロックされた状態(要はつながっている)のですが、これを解除すればリボンテールとなります。
東北をメインに活躍するフィールドスタッフ・大槻辰也さんによれば、このリボンテールがひとつキモだと。
出典:エクリプス公式スタッフレポートページ バスからソルトまでさまざまな釣りをこなす大槻辰也さん
記者の個人的な感想ですが、東北に足を運んでみると「その辺にいる一般アングラーのレベルも高い」、そう感じさせます(失礼な言い方をお許しください)。
豊かなロックフィッシュに恵まれる東北ですがシビアな時も当然あって、そこで「どう食わせるか」を楽しむ人が多いとも感じます。
前置きが長くなりましたが、そうしたシビアな時、リボンテールが武器になる。
水押しが強いわけでなく、弱いわけでもない。流れにレスポンスよく、はためいてくれる「丁度よさ」を生むパーツは、現在の東北ロックフィッシュシーンでは不可欠。
もちろん水押しバリバリの強波動系ワームで釣れるなら、それはイイことです。
ところがそんな状況ばかりじゃない、そんな時にどうする?となったらぜひぜひ投入していただきたいワーム。
また、超大雑把に分ければ、ロックフィッシュ攻略には「巻き」で泳がせる、フォールで見せる、あるいは放置(や、ごくスローなズル引き)などが挙げられます。
前述したようにリボンテールがナチュラルに動くのはもちろん、フォールでもステイでも、各パーツが自発的にライブリーなアクションをしてくれるのも特徴。
動かしてよし、放っておいてもよしなのです。
とはいえ使い方にクセもなく、ダウンショットやフリーリグ、テキサスなどごく一般的なリグでその性能を発揮してくれるのも魅力。
タイラバのトレーラーワームにもなりますし、ひとつテンヤのエビエサ代わりにも面白そう!
また、キモとなるテールですが、そのままロックした状態であればパドルテールとして作用しますので、リボンとパドルで状況に応じて使ってみるのもグッド。
サイズとカラー
サイズは3.3インチ。
推奨フックはオフセットフックの2/0、1/0。
#01 レッドゴールドフレーク
ロックフィッシュ定番レッド。魚種、水の色を問わない万能カラー。出典:エクリプス公式
#02 クリアゴーストフレーク
ハタ系全般に効くカラー。出典:エクリプス公式
#03 パールグロー
ロックフィッシュ定番カラーⅡ。水深のあるエリア、夕方から夜など明かりの光量が少ない時に。出典:エクリプス公式
#04 オレンジ/ゴールドフレーク/ブラックフレーク
アイナメスペシャル。アイナメの婚姻色が出る際のこのカラーは効果絶大!出典:エクリプス公式
#05 ジュンバグ/ミミズ
海藻内の岩場エリアでの定番色。タフコンディション時の切り札としても。出典:エクリプス公式
#06 ウォーターメロンゴールド/ブラックフレーク/グリパン
コンブ根周りなどの海藻エリア内でナチュラルに喰わせたい時や水が澄んでいる時に。出典:エクリプス公式
#07 グリパン/ブルーフレーク
地味ながら水なじみの良いカラー。じっくり誘いたいとき程有効。出典:エクリプス公式
#08 シナモンレッドフレーク
シャコエビ、イカパターンを意識した喰わせ系カラー。底モノやフラットにも実績大。出典:エクリプス公式
#09 オキアミピンクシルバーグロー
ナイトや水深のあるエリアにオススメ。アミパターン時にも。出典:エクリプス公式
#10 スカルピンゴールドフレーク
ハゼ系パターンを意識したカラー。底モノ狙い時の中心的なカラーパターン出典:エクリプス公式
価格は6本入り650円(税別)。
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