エンジンプロスタッフ羽生和人さんによるマンスリー企画「房総コア#43(11月号)」が公開となりました。
今回の房総コアを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
見どころは何といっても噂の新ルアー「房総蛙」!
出典:エンジン公式YouTubeチャンネル「エンジンバス」詳細ページ
羽生さんのSNSや同じく宮本勝悟さんによる「バンクドライブ」でもその姿を見せていましたが、ついに房総コアに登場です!
羽生さんの代表作ともいえるブーンもベースはカエルをデザインしたといわれていますが、今回の「房総蛙」は見た目も動きもカエルそのもの!
その性能がいよいよお披露目となります!
舞台は晩秋の豊英ダム
今回の房総コアは晩秋の豊英ダム。
天候は雨と房総蛙を試すには絶好のシチュエーションです!
早速、良型のバスをヒット!
岸際にキャストし、泳がせてきたところでバイト。
完全に丸呑み状態でフッキングしており、バスの本気食いが見てわかります。
反応を見ながら上流へ、若干流れも出てきているようで、大量のごみが浮いている状態。
房総蛙は腹部が丸みを帯びている形状なので、スキッピングも非常にしやすいとのこと。
二匹目のバスは最上流部!
雨脚も強くなり、水質もささ濁り状態だったため、腹部が白いアカガエルカラーにチェンジした後のヒットでした。
こちらも良型のバスで、腹部にはカエルを食べているであろう膨らみが見受けられました。
バイトも丸呑み状態で、完全にベイトにマッチしている様子。
その後も房総蛙でバスをどんどん釣っていく様子が公開されています!
続きはぜひ動画でお楽しみください!
気になる房総蛙のスペックは…
2022年登場予定の「房総蛙」。
実は羽生さんの中ではすでに3~4年前から構想されていたとのこと。
しかし、なかなか思い描いたカタチにならず、ようやく今回で製品化となりました。
注目ポイントは腹部の大きなスリット。
スリットがあることで、フッキング時にはボディが大きく開き、フックが刺さりやすい設計になっています。
今回のロケでも100%フッキングが決まっており、掛かりの良さが見て分かる性能になっています!
羽生さん自身、これまでブーンやブーンチンの吊るしなどでフッキングミスが起きていた経験から今回のスリットの設計が生み出されたとのこと。
房総蛙ではバイトに対し確実にフッキングが決まる!そんな性能になっています!
ほかにも飛距離や姿勢など、房総蛙にはこだわりが凝縮!
ボディ形状も腹部からお尻にかけて厚みを持たせ、飛距離が出しやすい形状に設計されています。
腹部にもリブを付けることでアクション時の水噛みを良くさせる狙いがあります。
また、足の動きに関しても羽生さんが長年見てきたカエルの様子をリアルに再現しています。
基本操作もシェイクしながら巻くことで、激しすぎず、I字形のような波動を出して誘うことができます。
🐸🐸🐸 pic.twitter.com/sC4m23tXOK
— kazuhito habu (@kazuhito822) November 29, 2021
羽生さん曰く、実際、バスがカエルを捕食する際、カエル本体ではなく泳いだ波紋に反応していることが多いとのこと。
スローで巻くことで、そうした波紋の演出もできる性能となっています!
発売は2022年3月を予定。
カラーはホワイト・ピンク(腹部ホワイト)・チャート(腹部ホワイト)・グリパン系・アカガエル系の5色とのことで、素材はエラストマーを使用し、販売の際には専用のパッケージになるそうです。
使用したタックルはスペルバウンド・コアのSCS-62MLL-ST。
もともとブーンなどの虫系を扱うライトなパワーフィネスタックルに、ラインはPE1号を使用しています。
フックはCOフックの#4を使用。羽生さん曰く房総蛙には#4もしくは#3がベストになるそうです。
次回の房総コアではスイムベイトも!
次回の房総コアはこちらもSNSで話題となっていたスイムベイトが登場予定とのこと。
房総蛙に続いて、非常に楽しみなラインナップになっています!
羽生さんの代名詞、「カエル」系のルアーがいよいよ2022年春に登場します。
発売をぜひ楽しみに待ちましょう!