仕事柄、釣りにまつわるSNSやいろんなブログを日々チェック。
「ほー、こんなルアーが今釣れてるんだ」とか、「もう、そんな時期か」…とか。
このルアーはどちらかといえば後者のイメージ。なにかといえば、メガバスの名作「DEEP-X300」です。
この時期のDEEP-X300
2020年は琵琶湖ガイドの杉村 和哉さんからの寄稿。
塾長サトシンこと佐藤 信治さんからも。
そして今年は、メガバス公式HPの必釣最前線にて。オッチーこと越智 一輝さんが。
…ね。遡るともっとあったりして。琵琶湖をはじめリザーバーやため池で、この時期になると「DEEP-X300」の話題をよく目にするのです。
名作DEEP-X300はこんなルアー
Length:75.0mm Weight:3/4oz. Type:Floating Depth : Max 5m Hook : #4 x 2pcs メーカー希望小売価格1,800 円 (税別)
メガバス公式「DEEP-X300」詳細ページはこちら
名前は300ですが、HP記載の最大潜行深度は5m、そして設定潜行深度は4m。
知らない人はいない!というレベルで定番となっている琵琶湖にはじまり、ここまで名前が売れてるクランクベイトもなかなかない。もはや説明は不要かと思いますが、僭越ながら改めて。
DEEP-Xシリーズが他のダイビングクランクベイトと違うのは、深く潜行するというだけでなく、ディープクランキングによる最大到達深度のボトムから水深1mほどのシャローエリアまで、誘いのアクションを損なうことなく、きっちりとリトリーブ&ボトムコンタクトがやり込めるという点。
そしてDEEP-X300には、多目的重心移動(PAT.)が搭載されていて、急角度で急潜行し最大深度を長くキープ&トレースすることが可能。アクションはタイトなスーパーナチュラルウォブルアクションで、リアルなベイトを演出。光量に乏しいディープでも、明滅変化を生み出してしっかりアピールすると。
この多目的重心移動(PAT.)がかなりキー。ウエイトがキャスト時、潜行時、最大潜行深度に到達時で位置が変わり、サウンド・アクションともに変化。この変化のタイミングがバイトのタイミングになったり。
だからこそ、使い方は「投げてボトムやウィードにコンタクトしたら止める」が基本。ただ巻き中もアクションの変化を意識すると良いようです。
個人的にはオッチー越智さんのブログ「スピードで食わせるリアクション的な使い方」が、なるほどな~と。
また、DEEP-X300は、単調なリトリーブのみで使う通常のディープクランクとは異なり、深層レンジで「ジャーキング」や「トゥイッチ」ができてしまう特殊なセッティングが施されていて、ディープレンジで横方向へ多彩にスライドアクションを演出できる…とも。
ナチュラルにも、リアクション的にも。そしてシャローからディープまで、いろんなフィールドで、いろんなレンジで、いろんな使い方ができてしまう優秀さが、おそらく巻きモノがハマったり、ターンオーバーや冷え込みで厳しくなったりするこの時期に「釣れる!」と話題になる理由でしょうか。
カラーは圧巻の22色がラインナップ
これも名作の証。そのカラー、実に22色がラインナップ。
釣れるから使う、使うから様々なシチュエーションに出くわす。様々なシチュエーションに出くわすからいろんなカラーがいる。ぜひ、全カラーまじまじと。
WAGIN OIKAWA
GW MEGABASS KINKURO
M CHAMPAGNE KINKURO
ITO WAKASAGI
PM KISYU AYU
PM GILL
WAGIN HASU II
STRIKE CHART
VIPER TIGER
BLUE BACK MAT CHART
MEGABASS SEXY SHAD
M WESTERN CROWN
MAT TIGER
WESTERN CHART
EASTERN CHART
M END MAX
TAKUMI SEOCHI AYU
MG VEGETATION REACTOR
BIWAKO BLUE
WILD CRAW
JUKUCHO PINK
JUKUCHO SHAD
うーん、こうズラリと並べてみると迫力あります。
というわけで。改めて見てみると、この時期だけ…でもなさそうですが、とりあえずは効くタイミング。名作「DEEP-X300」はボックスに入ってますか?

杉村 和哉(Kazuya Sugimura) プロフィール

佐藤 信治 (Sato Shinji) プロフィール

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