連日今シーズンの最低気温を更新、荒れ模様の海を想う今日このごろ。
秋イカシーズンも終わりか。なんて、感傷に浸っている間もなく!
知っている人は知っている、これからの季節は冬イカシーズン。マヅメ~ナイトに掛けてサイズが狙えるタイミング。
そう、あのフィンとボディによる安定フォールが特長のエギが活躍する季節の到来です。
エギ王Kシリーズ
お世話になっている人も多いはず。ヤマシタの人気シリーズ「エギ王Kシリーズ」。タフ&ラフコンディション専用設計で「低活性イカ攻略モデル」として開発されたエギ。
ヤマシタ公式「エギ王K(オリジナル)」詳細ページはこちら
低活性のイカが抱くわけ
その特長は大きく2つ。
①風や波など外的要因による影響を最小限にとどめた、安定した乗せのフォール
②必要以上にダートしすぎないダートアクションを実現し、限りなく低活性なイカの好むアクション設定
それらを可能にしているギミックの1つが、Kの心臓部とも謳われる「ハイドロフィン」。
ベリー後方にある透明の突起が船でいう舵のような役割を果たし、フォール時の「ブレ」を徹底的に排除。風や波がない状況はもちろん、強風・高波でラインが流されるような日でも、安定したフォールを演出。
もう1つ、ハイドロフィンの役割としては「大きすぎぎないダートをエギにさせる」こと。そして「レンジキープ」できること。低活性時のイカは大きすぎアクションを嫌う傾向があり、この大きすぎないダートがイカに不必要な警戒心を抱かせないという。また、上下方向にはレンジキープ力の高いアクション設定が施され、低活性のイカもエギを追従しやすいとのこと。
つまり、冬の風が強いタイミングなど荒れた状況でも、安定したアクションを演出できる。…この辺りが、冬エギングに効くと言われる所以。
アイは「ケイムラアイ」と「490グローエッジ」のW発光でワンポイントアピール。さらにボディと目玉の段差をなくし、抵抗を軽減することでスムーズなフォールを実現。
そしてボディは「ハイドロボディ」。ベリーの前方、シンカーの辺りに大きなフラット面が作られており、ベリーの中間から後方のハイドロフィンに向かって、一気にボディが絞られている形状。これはエギ本体のブレを軽減し、効率良く水を受け流してエギにより安定感のあるフォール、またスムーズなダートアクションに貢献。
シンカーは幅広で水を切り裂く形状に設計された「ハイドロシンカー」。低活性なイカに効果的な直進安定性の高いフォールを実現します。高いチューニング性も特長で、糸オモリを巻き付けたディープチューンや穴を拡張させるシャローチューンも簡単。フォール速度の変化で反応が変わることが多い低活性のイカにとても効果的とのこと。
そしてフックは「コンビファインフック」。異なった開き角度を持たせた段差フックが装着されています。これは低活性のイカの繊細なバイトをフッキングさせるための工夫で、あらゆるタイプのアタリをより確実にフッキングに持ち込むことが可能。
もう1つの特長
渋いタイミングで圧倒的な実績の「エギ王K」。ケイムラ、490グローシリーズなどカラー系バリエーションをはじめ、いろんな状況に特化した専用モデルが多く展開されているのも大きな特長。
渋い時期だからこそ、ゆっくり見せたり、ディープを狙えたり…様々な状況にアジャストできることが重要。
よりスローに、より長くイカに見せられるシャロー/スーパーシャローモデル。
4号のスーパーシャローまでラインナップ。岩やリーフとのコンタクトを前提に、エギ布を守るための特殊コートを採用。強度比較実験では通常のエギと比べ1.5倍の強度という結果も。
晩秋~冬季のナイトゲーム、デカイカに照準を絞った大型専用設計。唯一エギ王Kのディープタイプがラインナップされたエギ王K黒潮スペシャル
冬エギング関連動画
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」
水温が下がり低活性になる…とはいえ、出ればサイズも良く、また低水温下で釣れたイカはいつにも増して甘みが強く美味。
いっそう冷え込んでくるタイミングですが、冬の貴重な一杯を狙いに行ってはいかがでしょうか!