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X-OVER(エックスオーバー)実釣インプレ! 54㎝ほか良型多数ゲット

寄稿:福島直城
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福島 直城(Naoki Fukushima) プロフィール

地元・和歌山県のメジャーリバー「紀ノ川」を知り尽くすスーパーロコアングラー、和歌山出身&在住、エバーグリーンBASSフィールドスタッフ。

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの福島直城です。
秋が深まり冬が近づいてきましたね!

さて今回ご紹介するルアーは、遂にリリースとなった清水盛三さんプロデュースのMo-DO新製品、X-OVER(エックスオーバー)

エバーグリーン公式エックスオーバー詳細ページはこちら

エックスオーバーでいい釣りができました

さっそく、このエックスオーバーで良い釣りができたので、今回はその使い方などをご紹介させていただきたいと思います。

まず、エックスオーバーはどんなルアーなのかというと、なんとクランキングとジャーキングがこれ1つでできてしまうという超便利なルアー!!

体高がある薄型ボディーで、クランキング時はパタパタとハイピッチかつナチュラルなウォブリングロールアクション、ジャーキング時はひねりの効いたキレのあるヒラウチアクションを見せてくれます。

全長 自重 タイプ 潜行レンジ フックサイズ 価格
9.0cm 18.5g スローフローティング 1.0~2.0m フロント:#6・センター#6・リア:#6 1,650円(税別)
エックスオーバー 水中アクションムービー

出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」

巻き抵抗も非常に軽くワイルドハンチ並で、ずっと投げ続けていられる使用感。ジャークの抵抗も軽く、ソフトなロッドアクションでもキビキビ動いてくれるので体への負担もありません。

さらに、止めてからの浮上時にも、アクション時の余韻で小刻みな横揺れを伴いながらスローライズしていて、この動きに魅了されるバスは多くいるはず。

タダ巻き良し、ジャークさせて良し、さらにはクランキングからのジャーク&トゥイッチ、そしてポーズといった複合技など、本当に様々な使い方ができるので、今までなかった新しいジャンルのハードルアーと感じています。

54㎝/2670gのビッグフィッシュ捕獲に成功

そんな両方のアクションを上手く使って、先日の釣行では、54㎝/2670gのビッグフィッシュをキャッチする事に成功!!

ヒットカラーはシークレットゴーストチャートでした。

 

同じコースを違う攻めで狙うヒット!

この時の使用方法は、バンク沿いをタダ巻きで流していくと張り出したカバーがあったので、そのままタダ巻きでカバー際を通したものの、何も起こらず。

そこで、全く同じコースを、今度はタダ巻きで少し潜らせてから、軽いトゥイッチアクション、そしてポーズ……。

すると浮上アクションでゴン!とひったくるようなバイトでした。

このように、1度目は反応がなかった同じコースを、すぐさま再度、ルアーを結び替えることなく違うアクションで使うことができる。そして、ビッグフィッシュを反応させることができる。まさに、エックスオーバーだからこそ釣れたバスだと思います!

トゥイッチ&ジャーク時は、ソフトめに行うのがオススメ

ルアー自体の動きがナチュラルなので、トゥイッチ&ジャーク時のアクションはあまり激しいものではなく、ソフトにアクションさせることがミソだと感じております。

そして、こちらから意図的に仕掛けることができて、喰い切らないバスや、追いきれないバスに対して喰わせる間を与えることができるところは、スローフローティング設定の恩恵だと言えるでしょう。

タダ巻きアクションでグッドサイズを連発

このビッグフィッシュを獲る少し前にも、リップラップにティンバーが絡むスポットで、タダ巻きアクションでグッドサイズを連発!

3フック搭載を感じさせない障害物回避能力の高さ

積極的にリップラップにガンガン当てても、カバーにコンタクトさせても、トリプルフックを3つ搭載しているとは思えないくらい、障害物回避能力が高いのも特筆すべきところです。

実際に使用していて、完全なスタックや根掛かりの確率は非常に低く、未だにロストはゼロです。

クランキングとジャーキング両方使えるのが◎! オカッパリにもオススメ

ルアーウェイトは18.5g。重心固定ですが飛距離が出るので、オカッパリでも使いやすいと感じるのと、クランキングとジャーキング両方に対応できるというのは、何より持っていけるモノが限られるオカッパリアングラーにとっては、大きなメリットではないでしょうか。

もちろん、ルアーチェンジする手間が省けるので、効率よくサーチしていけるのもうれしいですね。

アクション、引き感、シルエット、浮き方、フッキング、根掛かり回避、飛距離等々、ルアー性能すべてにおいて抜かりの無い作りは、いかにも盛三さんらしいところといった感じではないでしょうか!

そんな多才なエックスオーバー、このルアーにしかできない使い方がまだまだあるはずです!

エックスオーバー使用タックル

最後に、私がX-OVERを使用する時のタックルをご紹介します。

ロッドは巻きにも、撃ちにも最高のパフォーマンスを発揮するオライオンOCSC‐67ML+ ライトニングストライク
18.5gのエックスオーバーを、軽い力で狙ったところに正確にキャストすることができ、程よくティップが入るのでバイトを弾かず、鋭いロッドの反発力を利用したジャーク&トゥイッチの動作にも非常に適したロッドです。ジャーキングを想定した場合は、ライトニングストライク一択です。

全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格
2.01m 1 109g ミディアムライト プラス 3.5~35g(1/8~1・1/4oz) 6~16lb 64,000円(税別)

 

エックスオーバーをクランクベイトオンリーとして機能させる場合や、低水温時などショートバイトが予想されるといった場合は、ヘラクレス・パワーグラスロッドのHCSC‐611MHG サーバルを使用しています。

全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格
2.11m 1 187g ミディアムヘヴィ 10.5~42g(3/8~1・1/2oz) 10~20lb 64,000円(税別)

ラインはどちらのタックルにも、強度、感度共にハイスペックかつ、信頼のおけるバスザイルマジックハードRの14lbを基本として使用しています。

エックスオーバーは使っていて楽しいし、釣れるし、私もめちゃくちゃお気に入り!
皆様もぜひ良い釣りをしてくださいね!

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