1995年に誕生、昨年2020年に第5世代として登場したメガバスの名竿「Newデストロイヤー」。
現在の最新技術を余すことなく注ぎ込み誕生した”怪物ロッド”として注目を集め、実際に使っている、または釣具店で振ってみたなんて方も多いのでは。
そのデストロイヤー・テクノロジーを引っ提げ、2021年新たにソルトシーンに登場するロッドが「Cookai 空海」。
Cookai 空海 ~ルアーと対話ができる、痛快極まりないロッド~
ショア系アイテムが9本、ボートゲーム計アイテムが4本の計13本がラインナップ予定の空海シリーズ。
高弾性であるがゆえ振動伝達性が高く、ルアーの一挙手一投足を手元に伝えることから「ルアーと対話できるロッド」と称されてきたのがバスロッドのデストロイヤー。
いわく、その競技専用バスシャフトの技術を応用、性能を落とし込んで、これまでソルトロッドでは決して多くはなかったという「操作性の高いロッド」を目指してして開発されたのが「Cookai 空海」であると。
テクノロジー
デストロイヤーシリーズに搭載されている「5-Dグラファイトシステム」。
5つのエレメント(タテ方向、ヨコ方向、斜角方向、伸度、弾性)にそれぞれ特化した5つのプリプレグ・カッティングパーツを、組み合わせ1シャフトへと融合。細密なロッドアクションと高い強靭性を圧倒的な軽量シャフトで現出させることに成功。
また、過剰なグラファイトレイヤーが無いため、最大のロッドパフォーマンスを最小のマテリアル使用量で実現。
無垢のアルミブロックから削り出したというヘッドロッキング構造がベースとなっているリール固定部分。
海のパワフルなターゲットにアジャストする剛性体として最適化しデザイン。また、触るだけのようなショートバイトやルアーアクションの変化もロッドティップからリールシートに至るまでロスなく振動が伝達されるため、適確にアングラーの手元に伝わるとのこと。
スピニングタイプのリールシートには「IESリールシート(D・PAT.)/ITO ERGONOMIC-CONTACT SHEET(D・PAT.)」を採用。手馴染みが良くストレスのないパーミングを実現。
独自の釣行検証データによって3D化されたエルゴノミックデザインが、キャスト時の反動を抑え込むため、よりアグレシッブなゲームが可能に。エアリーな造形によって露出するブランクスに直接触れることができ、ロングキャスタビリティによるコンタクトやボトムの釣りにおける感度も良好。
ベイトタイプのリールシートには「ITSエルゴノミックキャスティングリールシート(D・PAT.)/ITO TRIGER SYSTEM ERGONOMIC CASTING SHEET(D・PAT.)」を採用。
ワンフィンガー、ツーフィンガー…、どんな握り方をしても、キャスティングフォーム、リトリーブフォーム、ファイティングフォーム、左右手のスイッチングに至るまでしっかり手にフィットするデザインで、快適性とロッドの保持性を追求。
メガバス独自のセットアップによる厳選された超軽量・高強度のチタンフレーム/SiC-Sガイドを全機種搭載。
多様なメソッドとシチュエーションを想定し、ITOエンジニアリング・デベロップメントチームと全国のメガバスソルトウォータースペシャリストチーム共同で実釣検証したセットアップデータが、あますことなくフィードバックされていると言う最新のガイドシステム。
メガバスファクトリーのマイスターが丹念に巻き上げるアートワークスレッド。伝統のデストロイヤーロッドビルディングが息づく美しいカスタムスレッディングは、予期せぬモンスターとの遭遇にも存分に対応する強靭性も秘めているとも。