オフショアの青物ゲームやSLJ、最近ではサワラキャスティングゲームで注目を浴びているアクアウェーブの高比重テールスピンジグ「メタルマジックTG」。
ボディにタングステン素材を採用。小粒ながら空気抵抗が少ないことで飛距離バツグン! 遠くのエリアへ食わせ力のあるコンパクトシルエットを送り込めることで、マイクロベイトを捕食しているようなターゲットに激効き!
上の写真を見てもらえればお分かりいただける通り、記者自身はショアの釣りで「メタルマジックTG」を愛用していますが、2021年8月にショアゲームに特化したメタルマジックのNEWタイプがリリースされたことによって、さらにルアーセレクトの幅が広がりました。今回はそんな注目のメタルマジックのショアモデル、「メタルマジック・ショア」を紹介します。
メタルマジック・ショア【アクアウェーブ】
ショアの釣りに特化したNEWタイプ「メタルマジック・ショア」。
ウエイトは陸っぱりで使用頻度の高い20g、30g、40gの3種類! オリジナルと同様に30gと40gはシングルフック仕様、20gのみダブルフック仕様となっています。
MetalMagic Shore 20g : 20g / ¥836(税込)
MetalMagic Shore 30g : 30g / ¥880(税込)
MetalMagic Shore 40g : 40g / ¥924(税込)
アクアウェーブ公式「メタルマジック・ショア」詳細ページはこちら
オリジナルとの変更点は大きく2つ
ショアの釣りに特化しているということで、皆さんが気になっているのは「オリジナルとの違い」ではないでしょうか?
ボディ素材にはショアからの釣りを想定するため、鉛を採用。
フォールでジックリ狙いのターゲットへルアーを見せつけれるように設計。さらに、着底してからのリトリーブでは、ボディが浮き上がりやすいので、ボトムから表層までの間を広くスピーディーに探ることができます。
また、鉛なので低価格。コストパフォーマンスに優れているのも魅力ですよね。
さらに、もう1つ大きく変更された箇所があります。
それは、30gと40gだけブレードサイズが大きくなっています。スイミングアクションを安定させるというのが大きな理由ではありますが、それ以外にも釣り場所が限られる陸っぱりでなるべくルアーの存在をターゲットに気付いてもらうためにといった、理由も秘められています。
その他特長はオリジナル譲り!
その他の特長は「メタルマジックTG」と同様。
ボディの断面が三角形に設計されていることで、水中でも姿勢を安定させた状態でアクション。低速から高速巻きまで幅広い速度に対応、姿勢を崩さず真っすぐキレイに泳いでくれます。タダ巻きでテール部のコロラドブレードが回転し、青物をはじめとした多くのフィッシュイーターにアピール!
鉛素材を採用しているとはいえ、ボディサイズは比較的コンパクトな状態をキープされているので、小型のベイトフィッシュを捕食しているターゲットに対しても効果バツグンです!
スプリットリングとフックも強靭な作りに
こちらもオリジナルを継承。スプリットリングもフックも大型のターゲットが掛かっても安心してファイトができるように、強靭で粘りのある素材が使用されています!
ダブルフック仕様の20gはハタ類などが潜むような根掛かりが多いようなシチュエーションで活躍。30gと40gは青物狙いにオススメ。
「メタルマジックTG」と使い分けてさらに釣果UPへ
「メタルマジック・ショア」がリリースされたからといって、「メタルマジックTG」の出番が無くなるわけでもなく、タングステン素材だから「メタルマジックTG」のままで良いということでもなく…。
状況によって2モデルをショアの釣りで使い分けてもらうことをオススメします。 例えば「メタルマジックTG」を使っている際に、ターゲットの捕食しているベイトが若干大きいが、そのままウエイトを上げてしまうと沈下速度がさらに速くなってしまう。今のフォールスピードを維持した状態でサイズだけを上げたい! という場合は「メタルマジック・ショア」の出番。
逆に「メタルマジック・ショア」を使っていて、ターゲットがマイクロベイトを捕食しているのに狙いたいポイントに届かない! シルエットを維持した状態で飛距離をアップさせたい! というようなシチュエーションでは「メタルマジックTG」が有効な場合も。
その他、前途したようにブレードサイズや全レンジのサーチ力の速さに、フォールスピードなど、各モデルの得意分野を活かして状況に応じて2モデルを使い分けることが、記者的にオススメだと思っています。