皆様こんにちは! ハヤブサフィールドスタッフの山村祐子です。
今年はあまり秋を感じることもなく、一気に冬になったような感覚ですが、海水を触ると暖かく、海の中は意外に温度が高いんだなと感じています。
大阪府・田尻漁港からいざ出船!昨日からイキナリ激タフコンディション
さて! 先日、田尻漁港から出船されている「FxF KIX”(エフバイエフ キックス)」の田中亜衣船長にお世話になり、加太の海へとタイラバを楽しんできました。
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
カナリ厳しい予感! マダイのメインベイトはフジツボや二枚貝などの動きのないエサ
ここ最近イイ調子で釣れていましたが、前日から中々テクニカルになっていて、簡単に釣れてくれるマダイは居ないらしく、きっと難しい1日になるだろうとのことでした。
「先日までは良く釣れていたんだけどね~」って、釣りあるあるですよね。だから海は怖い(笑)。そして面白い。
エサもイワシや魚の稚魚などを食べているのではなく、フジツボや二枚貝のような底に居る動きのないモノを食べているとのこと。マダイってそんな固いエサをガリガリ食べているなんてビックリですよね。
人間も色んなモノを食べているから、それと一緒と思えばあながち不思議ではないのかも。ただ人間と違う点は手がないということ。砂の中に居る貝を食べる場合、口で砂を掘って食べているそうなんです。苦労しながらエサを食べているんだなと、ちょっと感心。
1年を通しても大好物なのは甲殻類だそうです。そういえば、どこに行っても胃袋の中がジャリジャリしていることが多いのは、そういうことだったんですね。ルアーやネクタイが赤やオレンジのモノが良く作られているのも、そういう理由があってのことなのかもしれません。
動かないエサをイメージしたタイラバ選びを
という訳で、今の時期は動きのないエサを食べているマダイに対して、どうやってアプローチするのかが重要! ネクタイやタイラバもシルエットをできるだけ小さくして細いネクタイが良いとのことなので、「フリースライド TGヘッド」を中心に細めのネクタイを付けてやってみました。
重さ(g) | カラー |
---|---|
45、60、75、90、125、160、220、 | 13色 |
ハヤブサ公式「フリースライド TGヘッド」詳細ページはこちら
ポイントに到着、1投目、異常なし。
そこからアタリはあるが全然追ってこないような状況が続き、ネクタイも色々変えてはいるものの状況が変わらず。
タイは居るのに喰ってこない。ルアーが鬱陶しいなと思って喰ってくるが掛かるまでは喰ってこない、そんな状況でリアクションバイトさせるにはどうすればいいのか? よーく考えながらあの手この手で巻き巻き。これもタイラバの楽しいトコロですね。
自然な誘いの中でもイイ感じにアピールしてくれる、「フリースライド カスタムネクタイ ツインカーリースリム」の熟成オレンジに交換。
カラー | 税込価格 |
11色 | 385円 |
ハヤブサ公式「フリースライド カスタムネクタイ ツインカーリースリム」詳細ページはこちら
動きのないエサを演出するために、ルアーをユーラユーラと巻いていると、その時が来ました!
水深60m前後、待望のマダイと思われる引き、なんとしてもバラしてはいけないと慎重にやり取り、上がってきたのは待望の美味しいサイズのマダイ。
もー嬉しくて嬉しくてやったーと大きな声で叫んでしまいました(笑)。上がってきたマダイの針掛かりは唇薄皮1枚という感じでしょうか。
ほんとに良く上がってきてくれました。この「フリースライド カスタムネクタイ ツインカーリースリム」はどこへ行っても良い思いをさせてくれる私のお気に入りネクタイ! 今回もイイ仕事をしてくれましたね。困ったときはぜひ使ってみてください。
1匹で終了した釣行、難しさもタイラバの醍醐味
残念ながらこの日はこの1匹しか釣れませんでしたが、少々テクニカルで考えなきゃ釣れない日も、釣りを飽きずに続けられる大切な日なのかもしれませんね。
これから釣り人にとっては過酷な冬がやってきますが、皆様どうぞお身体にはお気をつけて釣りを楽しんでくださいね。それではまた~。
ロッド:ビンビンスティックエクストロ(BXS-C511XSUL)【ジャッカル】
リール:炎月101PG【シマノ】
ハンドル:クランクフェザー 110【リブレ】
ライン:ROOTS PE×8(0.8号)【ゴーセン】
リーダー:フロロファイター GⅡ(3号)【ゴーセン】