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現役トーナメンター小松友哉が、タックルの中でとりわけラインが大事だと考える理由

寄稿:小松 友哉
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夏のバス釣り特集

みなさん、こんにちは!JBマスターズに参戦中の小松友哉です。

印旛沼や霞ヶ浦といったフィールドをホームとする僕にとって、避けては通れないのがカバー撃ち。

カバーに巻かれないよう、時には強引にやり取りする必要があったり…カバーの奥へ優しいタッチでルアーを送り込んだり…釣り方もさることながら、僕がとりわけ重要としているのがタックルです。

さらに言うと、魚と自分を繋ぐラインが特に重要だったりするわけで。

小松 友哉(KOMATSU TOMOYA) プロフィール

JBマスターズ、JB霞ヶ浦に参戦中の現役トーナメンター。 亀山湖(千葉県)ではガイドも営み、フィネスからカバーゲームまで状況に応じてマルチに釣り分ける若手実力派。

 

ラインに求めるもの

①:しなやかさ

僕がラインに求めるのは、まずは「しなやかさ」です。

特にカバーゲームでは障害物に対し、よりタイトに落としたり、うまくカバーをかわしたり…操作性が重要で、その操作性に貢献する性能が「しなやかさ」だと考えています。

固いラインは当たりこそ出やすいのですが、わずか数cm…単位で障害物ビタビタに釣りをするような場合、ラインの固さによって少し離れてしまう場合などがあるんです。よりタイトに、より繊細にカバーを攻めるには、しなやかなラインを使う。これが重要です。

 

②:強さ

もちろん、しなやかさだけでは獲れない魚がいる。次に必要な要素は「強さ」です。

一般にカバーといえば、エビ類やザリガニ、またゴリやハゼなどのベイトフィッシュも居付きやすい。つまり比較的ベイトを捕食しやすい環境にあるため、コンディションが良い傾向にある。

そんなバスをカバーから引きずり出したり、多少巻かれても強引に引っ張ってきたりするわけです。だからラインには強さも必要なんです。

 

③:視認性

しなやかさや強さはあくまで基本というか、最低限必要だと考える要素。もう1つ、釣りをする上で重要だと思っているのが「視認性」です。

ホームの印旛沼、霞ヶ浦はともに水質はかなりマッディなフィールドで、ラインが水中に入ると見えづらいんです。

後、これはフィールド問わずですが、多くのカバーはシェードを形成します。さらにアシやガマ、木などがうっそうと生えているカバーとなると、葉っぱや枝によって視界を遮られることも多い。水の外に出ているラインも見えづらくなりがちです。

ラインでアタリを取るような場合、水中も、水の外でも「ラインが見えること」が大きなアドバンテージになります。

 

カバーゲームではこの1択

それらを踏まえ、僕がカバーゲームで使うラインは1択。シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKAです。

シューター・FCスナイパーがベースとなっているので、そのしなやかさと強さは言うまでもなし。

加えて、クリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーという基本的に反射率が高く、人間の目からハッキリを認識できる5色のカラーパターンを採用。とにかく見やすいラインです。

見えるラインのメリット

見えることが大きなアドバンテージになる、とはお伝えしている通り。

このラインで実際、釣りをしていると、フォールでのアタリがバツグンに取りやすいですね。

また、撃ち込んだ先の水深がわかるというのも大きなメリットだと考えています。例えば、同じ用なカバーが延々続くような場合、他に比べ少し深いなどの変化にバスが付いているケースが多くあり、そういった変化を視覚で教えてくれるので、少し時間を掛けて…とか、角度を変えて…と、じっくりアプローチすることができます。

 

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