オーバーゼア グランデ 99H
まずはジグ用の99Hについて。
アイテム | 標準 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準 自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
プラグ 重量 (g) |
ジグ 重量 (g) |
適合 ライン PE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
99H | 2.97 | 2 | 153 | 335 | 2.4 | 16.4 | 20-80 | 30-100 | 2-4 | 99 | 47,000 |
ジグが好調との前情報を元に、もっとも当日使い込んだのがこの1本。
当日の飛びすぎない潮、また3~5kg程度というアベレージサイズから使用ジグが60~100g程度と判断した上でセレクトした1本とのこと。
「ほんと軽くて疲れないです!」とはミッチーさん談。
ティップはファーストテーパーでしっかりと入り高反発、アクション時にはしっかりジグを跳ね上げて飛ばすようなイメージだそうで、曲げてからの収束が早く、振ればかなりシャキッとした調子。また、曲げ込めばバットパワーは強靭で、キャスト時もしっかり溜めて反発力で飛ばせるので、必要以上の力は必要ないんだそう。
実際振らせてもらうと、自体の軽さもさることながら使用感がとにかく軽い。細かいアクションなども付けやすい感じ。この辺りが釣り人を疲れにくくさせているんだなぁ、なんてしっくりくる1本。
オーバーゼア グランデ 100HH-3
続いてはダイビングペンシルに使用した100HH-3。
アイテム | 標準 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準 自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
プラグ 重量 (g) |
ジグ 重量 (g) |
適合 ライン PE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100HH-3 | 3.05 | 3 | 109 | 378 | 2.6 | 16.9 | 30-100 | 40-120 | 3-5 | 99 | 52,000 |
朝イチの活性が高いタイミング、ほか要所要所で投げていたダイビングペンシル用に持ち込んだのがシリーズ最強の「100HH-3」。
大型が潜む隠岐の島なので、万が一…に備えたセレクトなんだそう。
こちらはプラグを操作しやすいように、ジグに特化したロッドに比べると、ティップはやや柔らかめで曲げた時に少し胴から入るイメージ。この調子のおかげで、ダイビングペンシルを誘い出しのジャークを入れるときに波間から飛び出さしたりしないよう優しく入力できるんだとか。
バット部分はさすがシリーズ最強というだけあって、大型魚に耐えられるバキバキの強さ。遠征して大型魚を狙う!なんて時に助かる「3ピースモデル」というのも特長的ですが、結果的に3ピースにすることにより、ジョイント部分を強くする必要があった。言い換えるとそれだけの強さを持たせることができたロッドとのこと。
ちなみにこちらも振らせてもらったんですが、キャストからアクションまでの一連の動作で、3ピースだと言われるまでまったくわからずでした。また、ティップが入ることによっ、ルアーのアクションがマイルドになるというか…釣り人側で強弱をしっかり付けられる印象。
振り抜けもよく、HHクラスとは思えない使用感の軽さも特筆すべき点ではないかと。
強くて、軽くて、繊細なロッド。
ターゲットのハードルが高ければ高いほど、釣りをする環境が過酷であれば過酷であるほど、そのアドバンテージは大きくなるはず。試してみる価値ありそうな気がしませんか?
ダイワ(DAIWA)