飛ぶ・動く・掛かる!控えめに言って良いところしかないパイロン185
現在テスト中のため正確ではありませんが、ウェイトは100g程度となる予定のパイロン185。
185mmのペンシルベイトとしてはだいぶ重めのウェイトなんですが、そのウェイトがもたらすメリットは大きく、まず特筆すべきは後方重心と相まって生まれる爆発的な飛距離です。
水平浮きセンターバランスのルアーと比べてパイロン185は後方重心なので、お尻から飛んできれいに空気を切り裂き、抜群の飛距離を叩き出します。遠くまで投げて、シーバスに船のプレシャーを感じさせたくない時や、同船者の誰よりも早く遠くのシーバスにアプローチできるなど、飛距離が生むメリットは多いです。
また最近ではオカッパリでのコノシロパターンを楽しむアングラーも増えているので、ボートアングラーのみならずむしろオカッパリアングラーに、この爆発的な飛距離は武器になるはずです。
続いてはアクションについてです。
後方重心の為、浮き姿勢は垂直に近い立ち浮きです。立ち浮きから綺麗なドッグウォークアクションをするルアーなのですが、立ち姿勢から泳ぎ出す際にスプラッシュを生んでくれます。スプラッシュはシーバスに対して非常に効果的なアピール方で、ドッグウォークの度にスプラッシュしてくれる為アピール力抜群です。
また重いウェイトの慣性力の為か、立ち浮きの割にスライド幅が大きく、さらにロールすることと、ボディ全体が太めなので水を押す量と動かす量が尋常ではなく、スプラッシュと相まって強烈にシーバスにアピールします。
パイロン84で売りだったダイビングアクションは185でも健在で、185では連続でダイブさせると水中ドッグウォークも可能なので、トップに出切らない魚や、バイトに対して弾かれてしまう様な状況での一手として他のプラグにはないアプローチが可能です。
リーリングでのドッグウォークも可能なルアーですので、ロッドアクションに疲れた時ても動かし続ける事が可能ですし、オカッパリ等で使用する長いロッドでもアクションさせる事ができます。
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100gの重さはバイト時にも役に立ちます。
トップウォーターの釣りで悩みなのは、バイトに対するフッキング率の低さです。派手なバイトが魅力のコノシロパターンのトップウォーターの釣りですが、バイトが激しすぎてシーバスにルアーが弾き飛ばされてしまう事が多々あります。コレも楽しみの一つといえばそうなのかもしれませんが、やはりせっかくバイトしてきてくれたシーバスをしっかりフッキングさせたいのが釣り人心理です。
パイロン185は、立ち浮き姿勢なので水平浮きのルアーに比べて、シーバスの口の中に吸い込まれやすくフッキングしやすいルアーです。更にウェイトが重めで浮力が低めに設定されている為、バイトに対してルアーが吹き飛ばされず踏ん張ってくれるので、フッキング率が他のルアーに比べて圧倒的に良いです。
以上、良いところしかないパイロン185ですが、テストモデルを使用しハイドアップスタッフで行ったテスト釣行ではボッコボコの大爆釣!
現在はさらなる進化を求めて現在鋭意開発中で、もう間もなく製品版をお披露目できるのではないかと思っています。お楽しみに!
ハイドアップ(HIDEUP )