ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

天龍のライトジギングフラッグシップ「ホライゾンプログレッシブ」にネギングカスタムモデルが登場!

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

突然ですが、みなさんはネギングという釣りをご存じですか?

ネギングとは、主に山陰地方を中心に人気が高まっているオフショアゲームで、主に根魚を狙うライトジギング。

ジグはおおよそ100g~150gまでを使用し、スピニングタックルでより広範囲を狙うという釣りになります。

ターゲットも根魚中心ですが、30kgクラスのハタや、20kgクラスのヒラマサまで狙うことができるという、ライトジギング規格外の釣果を出すことができる非常に注目を集める釣りになっています。

 

天龍からネギングカスタムモデルが登場!

今回紹介するのは天龍のホライゾンプログレッシブ

このホライゾンプログレッシブはライトジギングシリーズ、ホライゾンのフラッグシップモデル。

ベイト4機種に加え、2021年にはスピニングモデルが追加されるなど非常に人気の高いロッドシリーズとなります!

 

出典:天龍公式ホライゾンプログレッシブ詳細ページ

そんなホライゾンプログレッシブですが、2021年10月に新たにスピニングモデル1機種が追加されました!

そのモデルこそ、冒頭で触れた、ネギングカスタム「HPG632S-ML」になります!

ホライゾンプログレッシブネギングカスタム

この「HPG632S-MLネギングカスタム」はその名の通り、「ネギング」専用設計となっており、これまでのプログレッシブシリーズとは少し異なるスペックとなっています。

特に大きく異なるのがブランク設計!

 

 

ブランクは全体的にハリを持たせたレギュラースローテーパーを採用し、バットにはC・N・Tをコンポジット!

バットの強さはもちろん、C・N・Tによるネバリで大型根魚やヒラマサなどにも対応できる性能となっています。

ここまでの仕様で見るとこれまでと同様の性能ですが、大きく異なるのはまた、マグナフレックス製法は採用されていないところ!

もちろん、スペックダウン的な意図はなく、あえてこのネギングカスタムでは採用しないスペックとなっています。

 

ジグを跳ね上げによる誘いを重視したロッド設計

というのも、ネギングは基本、上記の画像のように、ジグを跳ね上げによる誘いを重視し、追わせて喰わせることをメインとしています。

そのため、「HPG632S-MLネギングカスタム」でもダイレクトにジグを操作できる点が重視されています。

もちろん、フォール中でのバイトも起こりますが、フォールバイトを取るという部分はそこまで重要視せず、あくまでジグをアクションさせて掛けにいくことを強くロッドにも反映させているのです!

逆にこの掛けにいくスタイルはマグナフレックスのメリットである、ティップセクションのしなやさとは相性が悪くなってしまうため、今回のモデルではあえて取り入れないようにしています。

この「HPG632S-MLネギングカスタム」ではあくまでアングラー側の誘いで喰わせることに重点を置いたスタイルが貫かれたスペックになっています!

 

 

グリップはストレートポンピングが行いやすい長めの設定

そしてもう一つ、異なる仕様がグリップ設計。

リアグリップはシリーズ最長の500mm。

というのも、これは対大型青物などがかかった際にストレートポンピングがしやすいように配慮されたもの!

冒頭でも触れたように、ネギングはイトタックルでは対応できないような30kgクラスのハタや、20kgクラスのヒラマサといった超大物クラスも多くかかります!

C・N・Tなどネバリの力はあっても、どうしても対応しきれない場合には、ストレートポンピングで引き寄せる必要が出てきます!

このグリップ設計は、そうした予想外の大物にも対応できるように設計されています。

 

ホライゾンプログレッシブ「HPG632S-MLネギングカスタム」のスペック
モデル レングス
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) PE
(号)
ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) 自重(g) グラス/カーボン(%) 価格(税別)
HPG632S-ML 1.90[6’3″] 2 (O.S.H) RS 141 MAX150 120 MAX2.0 3.0 500 1.8 112 92/8 ¥53,000

天龍公式ホライゾンプログレッシブ詳細ページはこちら

 

コンセプト動画はこちら

 

HPG632S-MLによる実釣動画はこちら

 

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」