【水質悪化+増水の河川を攻略する方法とは】ピン撃ちと巻きのローテーションで50UPも出現!水野浩聡の長良川釣行レポート
皆さんこんにちは!
なんだか暖かい11月が続いていますね。個人的には暖かいのは嬉しいんですが、雨があまりにも降らないので、どのフィールドに行っても水質が良くないことが多いですね。
泡ブクブクのターンオーバーならまだ分かるんですが、本来だったら流れがあって水質が悪化しにくい川ですらも、流れが弱く、水の動きが少ないがために茶色く濁ってしまっているフィールドもあったりするなど。ちょっとまとまった雨が一発欲しいところです。
増水と水位上昇が重なってバスは散り散りに
さて、そんなタイミングで今週はボートから長良川をチェックしてきました。
ただ、先週の記事で陸っぱりで数が釣れたと記載しましたが、僕もまさにそれをボートから再現するべく行ったわけです。
しかしながら、今週の長良川はさらに水質が悪化し、さらに水位が増水したことによってバスの行動範囲が増えたり、悪い水をブロックできるようなプロテクトエリアが増えてしまって魚はかなり散り散りに…。
この水質ですから、元々そんなに活性が高くないこの状況で、特に水質の悪い下流域では一瞬のタイミングでフィーディングする魚にうまく遭遇することが、釣るための最善の手段といった感じ。
水位が増えてフィーディングするスポットが増え、さらにそのタイミングは一瞬。これは結構大変な状況。基本的に、水質が悪い時の王道しては、流れが少しでも当たりやすいアウトサイド部や、橋脚などの沖に存在する縦スト系が狙うべきスポット、という訳で、そこを徹底的にランガンしていきます。
さらに手数を増やしていくために、「ソウルフラット」をとにかく巻いてシャローからブレイク絡みを攻めていくと、同船者に連発でヒット。針一本といったギリギリの針掛かりではなく、フロントフック部をガッツリ食ってきているような、やる気のあるバイトでした。
ジャッカル公式「ソウルフラット」詳細ページはこちら
さらに風が吹いたタイミングで、その影響を最も受けやすい沖の縦ストを「ハニーナゲット3in」の7gフリーリグで探っていくと、50cm近いサイズのバスがすぐさまバイト。
ジャッカル公式「ハニーナゲット」詳細ページはこちら
狭いストライクゾーンですが、場所とタイミングがバチっと噛み合うとこういった良い魚が釣れますね。今後は、一雨ごとに気温も落ちて寒くなっていきますが、まだまだ現状では魚は秋ポジションで、むしろ雨も欲しいし冷えも欲しいくらい。
それくらい、現状が安定傾向すぎて逆に魚を捕らえるための明確な要素が少ないともいえます。
ということは、まだまだ秋の釣りはこれから本格化してくるでしょう。例年の長良川なら水温は14度前後が多い中で、今年はまだ17度もあります。その日の状況を踏まえて、魚がどんな場所にリンクしやすく、どういったタイミングで場所に寄るのか? そこを考えながら釣りするのが、個人的にはホントに楽しい部分です。
状況が分からなかったり、明確なフィーディングスポットが掴めない場合は、「ソウルフラット」。ピンでココ! という明確な場所があれば、「ハニーナゲット3in」のフリーリグといった具合に、この2つの釣りを軸にして広いロケーションの中から魚を探していくことが多い最近の長良川です。
ぜひ参考にしてみてくださいねー。
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