エコギア・プロスタッフ佐々木俊さんが見せたアイナメ攻略。
その大半はビフテキリグでの攻略。舞台となった北海道・室蘭エリアのポテンシャルを考えると、もっとハードルアーでガッツーンと出てほしかったのが佐々木さんの本音のようではありましたが…。
こればかりは自然相手だけに…ね。「来年も行きたいな~」なんて話していました。
ロックフィッシュボトムパワーオーシャン
多くのアイナメをキャッチしたビフテキリグ。ひとくちにビフテキといっても、攻略したいポイントの近いor遠いによって、当然シンカーの重さが異なってきます。
遠投用と近・中距離用のタックルがあるとゲームを軽快に展開しやすくなります。
実釣では、岸壁から比較的近距離にアイナメがいました。
そこでの使用ロッドは、ノリーズオーシャンの「ロックフィッシュボトム パワーオーシャン」の7’2″MH、「RPO72MHC2 MASTER OF FINESSE」。
出典:ノリーズ公式
全長cm (ft) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | ライン(PE号)/リーダー(lb.) | ルアーウエイト | テーパー | パワー | 先径(mm) | 自重(g) | 本体価格(税別) |
2 | 113 | #0.6∼1.5 / 8∼16lb. |
5-18g | EX-Fast | Med-Heavy | 1.8 | 144 | 53,000円 |
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繊細にしてパワフル
ロックフィッシュボトムパワーオーシャンのベイトキャスティングロッドの中で、最もショートレングスとなるRPO72MHC2。
サブネーム、「マスター・オブ・フィネス」の通り、近中距離における攻略で、繊細にリグを操れる。
実釣時の壁際ではないけど、沖にもいない状況。かつ魚の活性はそれほど高くない、食わせ要素の高い釣りを展開しなくてはならず、まさにドンピシャ。
軽めのテキサスリグなどはお手の物、さらには岸壁沿いにサスペンドしているアイナメをハードルアーでスイッチを入れていく釣りでも佐々木さんは使用しており、ボトム攻略、壁攻めをこなす超絶起用なロッド。
また中層でベイトを追ってバイトしてくるといったこともあるアイナメですが、そうした中層パターンのバイトも長めのティップセクションが追従し、食い込ませてくれるロッドとなっています。
掛けてからはトルクフル。ベリー部分は強靭で、大型アイナメでもまったく問題なし。それでいて曲がるから、近・中距離の巻きモノ全般、ブレード系にも対応してくれます。