みなさんこんにちは!咲花之人(さくはな ゆきと)です。
先日、寄稿させていただいた秋のリザーバーでのシーズナルパターンに続き、今回はルアーローテーションについてご紹介したいと思います。
前回の内容と照らし合わせて読んで頂けるとより分かりやすいかと思いますので、コチラも是非ご覧ください!
ローテーション①:巻きモノ
まずは秋の定番の「巻きモノ」から!
巻きモノの使い分けとして、意識していることは水質とレンジ。濁っている時や、風の強い時は、波動が強く、水押しのあるクランクやスピナーベイトの出番!
更にクランクはレンジとボリューム別に使い分けています。クランクの使い所としては、リザーバーだと比較的シャローのフラットやサンドバーなんかが得意ですね。
使用するクランクのレンジは、狙うエリアの水深に合わせるイメージで使い分け。ボトムに当たるか当たらないか…を引けるかどうかがキモとなります。
ルアーのボリュームの使い分けについては2つポイントがあります。
1つは水質。「濁りや風が強い時ほどしっかり目立たせる」という意味でボリュームの大きいものを使用。逆にクリアアップしているとボリュームの小さいものを使用するイメージです。 もう1つはボリュームが大きいと波動も大きくなるんですが、この波動が結構キモで「クリアでも大きい波動を好む」ケースがあり、またその逆もあり。
そこで、まずは水質を見てクランクをセレクト。それで当たらなければボリュームを大きくしたり、小さくしたり…という感じで使い分けていきます。
スピナーベイトは風が吹いて魚のレンジが落ちたなって時や、バンクに対してカーブフォールでの巻き、そしてディープでのスローロールで使っています。
写真の右2つ「Dαスピナーベイト(ディスタイル)」は通常はダブルウィローを使用。特に波動を強くしたい時やスローに巻きたい時は写真上のダブルインディアナを使い分けています。また、写真左の「Dスパイカー(ディスタイル)」は、ディープの立木等フォール重視したい時に使用します。
逆に、水質がクリアな時はスピードで騙したいのでハイピッチで且つ、高速リトリーブできるDブレードのようなチャター。比較的シャローエリアでの使用がほとんどです。特にハスを捕食しているフィールドでは、高速巻きのチャターが絶大な威力を発揮します。
「巻き」とは少し話が逸れますが、僕のホームの日吉ダム(京都府)のような、リザーバーによっては大型のベイト“ハス”をメインベイトとしているバスがいることも。そんなハス食いのバスに有効になるのが、ソフトジャークテクニックとビッグスプーンです。
まずはソフトジャークについて。僕は「ディキャプチャー(ディスタイル)」でのソフトジャークがお気に入りで良く使用します。で、より綺麗に左右へダートさせるにはセッティングにキモがありまして。
追わせて食わせるため、掛かり重視のDASオフセットフック3/0をセット。下の写真のように、腹下部に1/96ozのネイルシンカーを入れると動きが安定します。
即合わせは厳禁で、ある程度、魚に持っていかせてからのフッキングが必要。ですので、ここでは伸びの少ないラインもマストアイテム。ちなみに自分の場合は伸びの少ないフロロライン「Shooter(サンライン)」の10〜12lbを使用しています。
中層にサスペンドしているバスにルアーパワーとリアクションで一撃必殺になるのが「ビッグスプーン」です。
こちらも中層で食わせて一気にフッキングしたいので、やはり伸びの少ないラインがオススメです。僕はソフトジャークと同じく「Shooter(サンライン)」を使用。来れば魚はデカいので20lbを使用しています。