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来るべき遠征に備えて…3ピースタイプのオフショアキャスティングロッド!天龍の「スパイクトラベル」

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昨年から続く社会情勢で、なかなか遠征ができない日々が続いております。

しかし、来年こそは国内・海外に遠征したい!と考えているアングラーも多いのではないでしょうか?

今回、紹介するのは天龍から展開中のオフショアキャスティングロッド「スパイクトラベル」

出典:天龍公式スパイクトラベル詳細ページ

天龍のスパイクシリーズといえばヒラマサやブリ、カツオ、シイラなどの回遊魚を狙うオフショアキャスティングロッド。

この「スパイクトラベル」はオフショアキャスティングモデルをそのまま遠征用に3ピース化したもの。

もちろん、3ピース化したからといって強度が下がるといった心配もなし!

スパイクシリーズの遠投性能とネバリ強さはそのままにコンパクト化に成功しました!

飛行機の超過料金が発生しない仕舞寸!

このスパイクトラベルはその名の通り、遠征に特化したシリーズ。

仕舞寸は1m以下の93cmというコンパクト設計で、飛行機の持ち込み制限以内に納まる寸法になっています。

これまで離島や海外への遠征の際、制限もしくは超過料金を払っていた方にとって、待望のモデルといえるでしょう!

カツオやキハダ、大型の青物を狙うのはもちろん、ロマンを求めて海外へGTを狙いに行く!なんて夢もかなえられるロッドになります!

※JALの無料受託手荷物の基準

出典:JAL公式無料受託手荷物詳細ページ

 

3ピースになっても安心のブランク設計

ブリやヒラマサといった大型の青物はじめカツオやキハダ、GTといった強力なパワーを持つ魚を狙う上でロッドのパワーは非常に重要となります。

強力な引きに対してもスムースにカーブするブランク設計になっているほか、リールシート部には西陣織仕様のカーボンパイプを採用するなど強度に長けた設計となっています。

言葉にすると簡単ですが、実際開発には5シーズンほどの期間が費やされており、テストを繰り返すことでようやく完成したとのこと。

3ピースで強度を重視しながらも、キャスト性能・アクションも損なわない納得の仕上がりになっています!

ガイドに関してもオーシャントップガイド、オーシャンガイド、Kガイド(ステンレスフレーム、SiCリング)を採用。

ライン放出もスムーズに、それでいてトラブルが少ないように工夫された設計になっています。

国内遠征から海外まで対応した3機種が登場!

スパイクトラベルで展開されているのは3機種。

MHはブリ~ヒラマサ。Hはヒラマサ~GT。HHはGT~ツナと、日本国内・海外それぞれで活躍できるラインナップとなっています。

レングス( m [ft]) 仕舞寸(cm) ルアーウエイト(g) ライン
(PE)
ドラグMAX

(kg)

リアグリップレングス

(mm)

ロッドウエイト

(g)

カーボン/グラス

(%)

希望小売価格

(税抜き)

SK803S-MH 2.44[8’0″] 93 MAX100 MAX5 7 505 363 88/12 ¥55,500
SK803S-H 2.44[8’0″] 93 MAX150 MAX6 10 505 378 90/10 ¥56,000
SK803S-HH 2.44[8’0″] 93 MAX200 MAX8 13 505 394 89/11 ¥56,500
国内外でマルチの活躍できるSK803S-MH

近海から遠征までカバーし、国内外で幅広く遊べるマルチモデル、SK803S-MH。

ライトGTや、ブリ・ヒラマサなどのソルトシーンを初め、フレッシュウォーターでは大型の怪魚狙いなどのターゲットにも対応します。

国内ではブリ・ヒラマサだけでもキャスティングで楽しめる場所が多く、都心部から飛行機を乗り継いで離島へ遠征なんてときにもこのモデルは最適!

GT狙いの合間でカスミアジやギンガメアジなどで遊ぶにもこのモデルはオススメです!

スペックも100g以内のルアーをキャストしやすく、ターゲットも10kg前後のターゲットが楽しめるように設定されています。

7.5kgリフト時の写真

ラインの設定はPE5号を上限にリーダーは120lb位まで抜ける3.0mm径のガイドに設定。

アクションも60~80g程のペンシルベイト等が使いやすく、抵抗の少ないポッパーとも相性が良いロッドになっています。

遠征のスタンダードSK803S-H

国内・海外どちらでも使いやすい遠征モデルのSK803S-H。

日本の成人男性の標準体系(170cm前後 60~70kg)に基準を合わせてあり、大型ヒラマサ狙いからGTに合わせたパワーに設定してあります。

常用される100~150g程のダイビングペンシルが扱いやすく、170~200lbのリーダー(3m前後)でも抜けやすいガイド設定となっています。

ライン表記はPE8~10号となっていますが、オススメは6号が一番使いやすいとのこと。

10kgリフト時の写真

ターゲットも大型ヒラマサ狙いからGT、近年のキハダにも扱いやすいパワーに仕上げています。

遠征用でタックルを探すなら、まずこの一本がオススメ!

GT・大型ヒラマサ・ツナに対応した大物狙い向けロッドSK803S-HH

200gまでの大型ペンシルベイトや、抵抗の強いポッパーなどを扱い易く設定。

ブランク全体的に張りを出し、シャロ―エリアでのGTゲームなど、やや強引なファイトを必要とされる条件で活躍するモデルです。

GTはもちろん、大型のヒラマサやツナなどのターゲットに対応します。


10kgリフト時の写真

Hパワーのモデルより、アクション(調子)は変えずに更にパワーを上げているため、日本の成人男性が扱える上限に近い強さとなっています。

GTなど高負荷でのファイトに対して、経験値が高い方のみにオススメ出来るモデルであり、浅いフィールドで、パワーファイトを強いられる状況で本領を発揮されます。

こちらもHと同じく、PE10号でも扱えるガイドバランスとなっており、200lbリーダーでも抜け易い様に設定されています。

ルアーは200gまでのダイビングペンシルから、強抵抗のポッパーでも扱いやすく、250gのルアーまでは振り切れる強さに仕上げてあります!

海外でGTと真剣勝負がしたい!というエキスパート向けのロッドになっています。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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