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今江克隆のルアーニュースクラブR「波乱の予感……TOP50最終戦・弥栄湖〜出るか?弥栄マグナム〜公式練習レポート〜」の巻 第1073回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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弥栄湖(山口県)で練習開始

TOP 50七色ダム戦終了から5日、現在、TOP50最終戦公式練習中で、弥栄湖(山口県)に滞在している。

今週の連載は、まもなく最終決戦なので簡単更新版でお届けします。

最終戦は、今江克隆、馬淵(利治)、三原(直之)と乗り継がれ、約17年ぶりに戻ってきたPHOENIX号で出場する。PHOENIXラッピングの由来は、自分がガンから復活するためにデザインしたものだ

4年ぶり、初夏から晩秋へとコロナのため延期開催された弥栄湖。

戦前から「厳しい……」といわれていた七色ダムが、衝撃の結果となったが、逆に弥栄湖はプレッシャーも低く釣れる最終戦になるのでは……という下馬評だったが、過去最低レベルに厳しい状況にいきなり直面している。

一つの理由は、七色ダム戦終了後に即、弥栄湖入りした選手が多く、自分が来た時にはすでにほぼフルメンバーでのプレッシャー完全に仕上がってしまった状況になっていたこと。正直、焦りを隠せなかった。

しかも、七色ダム戦最終日からの、夏からイッキに冬になったような急激な冷え込みの影響で、強烈なターンオーバーが始まり、シャローのバスがほぼ皆無に近いほど姿を消していた。

そして寒冷地に位置する弥栄湖特有の「超ディープ攻略」が絶対必須戦略へと変貌していた。

弥栄湖戦のために完成させた「レイジーハード9インチ」。七色ダム戦では出番ナシだっただけに、今回こそ出場機会を作ってやりたい

弥栄湖特有の超ディープフィッシング

ちなみに弥栄湖のディープとは、ちょっと通常のラージマウスバスでは信じられない、寒冷地ジンクリアレイク特有の10m以上は当たり前、15〜18mまで攻める必要があるほどの超ディープなのである。

現在、練習期間の約半分を消化した時点だが、現時点での今江的、そして話を交わしたプロ連中の予測では5尾1,500g/1日で予選通過ではないか……という恐ろしいローウェイト予想になっている。

むしろ1,500gはグッドウェイトで、1尾25cm約200g×5匹=約1,000gでも揃えば上出来との意見も多数ある。

それだけディープの魚は小さく痩せており、究極のライトリグ合戦、リミットメイク合戦に一見思えるが、実はここに弥栄の難しさがある。

気温が低い弥栄湖では、秋は水深10〜15mでの釣りが当たり前。この500g程度のキーパーが試合では非常に貴重なサイズになることは間違いない

一撃で勝負を決める「弥栄マグナム」!

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