今回紹介するのはエクリプスのシンキングペンシル、「ドリフトペンシル」。
ドリフトペンシルは磯やサーフでの使用を前提に開発されたヘビーシンキングペンシル。
複雑な水流でもレンジキープしやすい特殊な形状を持ち、ミノーライクなウォブンロールアクションを発生させるという、非常に食わせに強い性能となっています。
サイズは75mm・90mm・110mmの3サイズ展開。
マイクロサイズからフィールドを選ばずに使えるレギュラーサイズなど、ランカーサイズを狙う上で死角なしのサイズ感になっています!
ドリフトペンシルの性能とアクション
まず、この「ドリフトペンシル」のメリットは大きく3つ。
・表層をスロー巻ける
・テンションが少ないのでルアーが口に入りやすいのでバレにくい
・3サイズ(75・90・110)あるのでベイトサイズに合わせやすい
冒頭でも触れましたが、リーリング時はミノーライクなウォブンロールアクションで大きな波動させ、ベイトを演出するのに最適です!
他のミノーなどではショートバイトが多いシーンでも、このドリフトペンシルではバイトが本気モードに切り替わるなど、その動きから喰わせに強い性能となっています。
ポイントはゆらゆら揺れる大きなテールスライド。
この大きく揺れるテールスライドは乱気流を発生させ、ターゲットを見切らせない効果にもつながります。
水平姿勢でロールしながら身悶えするようにフォールするので食わせの間をとりやすく、リーリング中もサイドの多面構造によるフラッシングとアピール効果が高いのも大きな魅力。
スロースピードでもテールがスライドし、しっかりとウォブンロールアクションを発生させるため、活性が低い状態のターゲットにも効果的です。
やる気のない状態からアピールし、徐々に追尾させてからの本気バイト!といったように、フッキングまでしっかりと持ち込ませることが可能!
基本的な操作に関してもストップ&ゴーやジャークなど従来のシンキングペンシルと同様で、十二分に効果を発揮してくれます!
ドリフトペンシルが活きるルアーローテーション術
サーフの場合、そのときの状況やコンディションによってルアーへの反応が変化してきます。
そのため、適切なタイミングでアプローチを切り替えることが重要となります。
例えば、ファーストルアーでは、エクリプスの「アストレイア127Fハイビート」といった激しいアクションのもので状況を探る、次に反応がなければ遠投で広範囲を探るといった具合で試していきます。
逆にポイント、狙いどころが絞れている状況、フィールドではドリフトペンシルで丁寧に狙うというのがオススメです!
特にこれからの低水温期では、全体的に活性は下がり傾向になるため、確実な一本を引きずり出すにはこのドリフトペンシルシリーズが活きてきます!
バイブレーションなどのハイアピールに比べ、ベイト数は落ちてしまいますがワンバイトを確実に仕留める!なんて時にはこのドリフトペンシルは最適です!
また、ベイトパターンによってサイズを使い分けるのも重要です。
ボラの稚魚「ハク」やイワシの稚魚である「シラス」などが多いエリアでは、ドリフトペンシル75を使用し、110mmのサイズには反応しないスレたターゲットには90mmといったようにプレッシャー対策にも有効です。
特に90mmはドリフトペンシル110の基本性能をそのままに、河川・干潟・港湾などフィールドを選ばずに使えるレギュラー仕様となっているので、持っていいれば様々なシーンで活躍するでしょう!
速巻きからスローのタダ巻き、水中ドッグウォークなどテクニカルなアクションにも対応するので、持っておくべきルアーの一つといえるでしょう!
各サイズのスペック
Length:110mm
Weight:26g
Hook:#3 Ring:#4
本体希望価格:¥2,068(税込)
エクリプス公式ドリフトペンシル110詳細ページはこちら
Length:90mm
Weight:15g
Hook:#5 Ring:#3
本体希望価格:¥1,870(税込)
エクリプス公式ドリフトペンシル90詳細ページはこちら
Length:75mm
Weight:11g
Hook:#7 Ring:#2
本体希望価格:¥1,716(税込)
エクリプス公式ドリフトペンシル75詳細ページはこちら