季節は11月、気温も下がり始め魚の活性も徐々に下がり始めるころになりました。
この時期になると、どうしても釣果0の日が多くなってしまいます。
場合によってはノーバイトで終えることも珍しくはありません。
今回の編集部の小噺は記者がオススメする、「コンパクトロッドでの小物釣り」についてのお話です。
メインの釣りが鳴かず飛ばずのときの代打にもオススメ!
釣りは好きだけど、あまりにもアタリがなさ過ぎて心が折れる瞬間ってありますよね…。
バスフィッシングにしろショアジギングにしろ、アタリの一つすらない全くダメの状態。
もう、正直何をしてもお手上げ~なんて経験、誰もが一度はあるかと思います。
そんな時に提案したいのがコンパクトロッドで楽しむチョイ釣り!
メインがだめなら、もういっそ別の釣りを楽しんでしまおうという、開き直って楽しむ釣りになります!
このチョイ釣りの魅力はとくにターゲットを決めず、その場にいる魚であればなんでも釣ってしまおうというもの。
チョイ釣りと聞くと、普段大物を狙っている方からすると物足りなさも感じてしまうかもしれません。
でも、いや!むしろ、そこがいいんです!
シンプルな仕掛けで、ちょっとしたウキの変化などにワクワクできるのが小物釣りの醍醐味。
ウキが反応してから、掛けるまでのドキドキ感はいくつになっても楽しいものです。
また、狙える魚も豊富で、何が釣れるかわからない、タナゴやハナダイ、チョウチョウウオなど珍しい魚が釣れるといったサプライズも小物釣りならではの楽しさ!
予想外に大きな魚がかかることも多く、コンパクトロッドならではのファイトも楽しめます。
ちなみに、釣った魚はリリースしてもよし、筆者のように持ち帰って水槽で飼育して楽しむというのもオススメです!
タックルなど、必要最低限のセットにしてしまえば荷物になる心配もありませんし、なによりいつもの釣りを2倍楽しむことができます。
仮にメインの釣りがダメでも、こっちの小物釣りがあるし~、なんてちょっとした精神的余裕にもなります。
そのフィールドのベイト調査にもなるので、ルアーのチョイスを精査するにも最適!
記者が愛用しているセットはこちら!
仕舞寸は30cmの振出竿に、仕掛けはあらかじめ巻き付けておいたものを使用。
エサに関しても、人工エサを小分けにしておいたものを使用するので、本当に必要最低限にまとまります。
タックルバッグのポケットにも十分に収まるサイズ感なので、メインのタックルと一緒に必ず持っていくようにしています。
まさに懐刀ならぬ懐竿!旅行先や出先のお供にも最適です!
海でも川でも自在に使える相棒
愛用ロッドは怪魚ハンター・小塚拓矢さんが代表を務める「モンスターキス」の「ディアモンスターMX-0」。
一見するとタナゴ竿のように見えるのですが、とにかくパワーが強く、ちょっとしたサイズの魚であれば楽々釣ることができます。
記者の過去最高では20cmほどのカワアナゴとキジハタ!
いずれもバス釣りとショアジギングでノーバイトのときに、足元で釣ることができました。
ちなみに海で使用したときのセットはこちら!
ガイド部分にラインを巻き付け、竿先にスイベルを設置し、仕掛けはジグヘッドのみとシンプルなもの。
アレンジやアイディア次第で自在に楽しめるのもチョイ釣りの魅力です。
本命のほうで鳴かず飛ばずでも、このチョイ釣りであればその場で簡単に釣りを楽しむことができてしまいます。
ショアジギングなどキャストに疲れた時の一休みにもなるほか、集中が切れた時のリフレッシュにもオススメです!
ジアイやマヅメまでの暇つぶしにも最適です!
ディアモンスターMX-0詳細ページはこちら
気づけば熱中してメインの釣りが変わってしまうほどの楽しさ!
アタリがない状態が続くと「今日はもう、あきらめて帰ろうか…」なんて考えてしまいますが、チョイ釣りセットがあればいつもの釣りの2倍楽しむことができます!
気分転換に始めたチョイ釣りが楽しすぎて、気づけばメインになってしまうことも度々ありました。
ウキがぴくぴくと反応する様子や、食い込むまで待つドキドキとワクワク感は小物釣りならではの楽しさ。
これからの時期は気温も下がり、長時間の釣行がつらくなってくるころ。
息抜きもかねて、釣りの合間のチョイ釣り楽しんでみてはいかがでしょうか?