エンジンの人気ルアー「ブーン」。
ブーンは房総リザーバーのエキスパート、羽生さんが監修したソフトルアーです。
虫系にも見えるデザインですが、カエル系としても使用することができるなど、その使い方は変幻自在!
現在ではブーンのほか、デカブーン・ブーンチン・ベビーチンなど様々なパターンが展開しています。
さて、そんなブーンですが、実はフックセッティングでリグ・アプローチが変化します。
今回はそんなブーンの羽生さんこだわりのフックセッティングについて解説していきます!
フックによる使い分け
ブーンのフックセッティングの基本的な考え方として、オープンウォーターはマス針、カバー奥、吊るしなどはオフセットフックで使い分ることになります。
ブーンはボディ内は中空になっているほか、素材も浮力性の高いものを採用。
着水音はバスを誘う軽い音を演出できるほか、ヘッド部分にはカップがついているので、首振りのドッグウォークといったアクションにも対応しています!
オープンウォーターで使用するフックはスーペリオMⅡフック
オープンウォーターで使用するマス針は、スーペリオのMⅡフック。
サイズは8番と5番で使い分けるのがポイントです。
8番に関しては頭部(カップ部分の上顎)にチョン掛けがオススメ!
この際、あらかじめ上顎の内側と外側にワーム補修材を塗っておくと、ワームの身切れ防止になるとのこと。
5番に関しては縫い刺しでセット!
フックにガードを巻いておくと、ガードがボディ内でズレ防止になってくれるのでオススメです。
ガードは長いままではなく、1~2mm残してカットするようにしましょう。
画像のように少しガードを出すことで、ボディに引っ掛かりズレ防止になるという訳です。
カバー際・カバー最奥を狙う際はスーペリオLOフック
オフセットフックは2種類で使い分けます。
カバー際・カバー最奥を狙う際はスーペリオLOフックがベスト!
LOフックはスピニングタックル対応のライトリグ用のオフセットフック。
アイの先端に溝が入っているのでズレにくく、フッキングの向上、ワームアクションの保持に最適のフックとなります。
セットの基準はカバー際やカバー最奥を狙うシチュエーションですが、ラインを枝に持たせない(吊るさない)というのが前提です。
ラインもおおよそPE0.4号あたりを使用した、比較的ライトなタックルセッティングとなります。
パワーフィネスによる吊るしのシチュエーションにはCOフック
もう一つのオフセットフックは同じくスーペリオのCOフック。
このCOフックは対カバーの太軸オフセットフックです。
使用するシチュエーションは、パワーフィネスによる吊るしや薄ゴミの上などヘビーカバーを攻略するとき。
サイズに関しては4番もしくは3番がベスト!
ちなみに羽生さん曰く、4番は少しフックポイントを開いて使うのがポイントです。
フックポイントを開くメリットはフッキング精度のUPと、フッキング後のバレるリスクの回避とのこと。
ぜひ、試してみて下さい!
秋の季節はブーンのカエルパターンがオススメ!
秋の房総リザーバーではブーンを使用したカエルパターンがオススメ!
カエルパターンで使用する際は腹部がホワイトになっているカラーが特に好反応とのこと。
2021年には腹部がホワイトになっているカラーも多数登場しているので、ぜひチェックしてみてください!
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