まもなく寒い冬が訪れます。
あーさむっ、て言いながら釣りをする、辛いですよね。でも、記者は意外と寒さに強く厚着が苦手…。身軽に動けなくなるし、肩も凝ってしまいます。また、着脱が面倒だというのも、厚着をしない理由…。
毎年「どれだけ薄着で寒さを凌ぐか」が課題な訳です。
そこで、参考になるかはわかりませんが、記者なりの薄着コーデをご紹介。
寒さに慣れた体を作る
のっけから本末転倒ではありますが、薄着をしていて全く寒くないかと言われると、そりゃ「寒い」。
だからこそ、「寒さに慣れた体を作る」ことが大切だと思っていて、私生活でも薄着を意識しています。12月に入っても外を出歩く際は、トレーナー1枚の上からジャケットを羽織るだけの2枚コーデ、パンツはあえてインナーを着用せず、基本はスキニー1枚。1月や2月の厳冬期にやっとヒートテックを追加するかしないか…程度。
後は気持ちの問題かもしれませんが、エネルギーになる食べ物を食べることで体内で熱が生まれ寒さを凌げる…気が。
厳冬期は特に肉やニンニクを食べることが多いです。
日頃から薄着をすることで、それが基準になる。そして寒さに慣れる。加えて体内で熱になりそうな高エネルギーの食べ物を食す。
これらを薄着コーデを極めるため、普段から意識するようにしています。
記者の薄着コーデ
それでは、日頃から寒さに慣れている記者の薄着コーデです。
参考までに記者が釣りをしているエリアは大阪や和歌山県、兵庫県周辺の都市近郊の漁港や堤防の陸っぱりで平均気温は5℃~10℃くらい。
まずベースレイヤー(インナー)には薄くて暖かいヒートテック。
寒さによってインナー枚数を調整しているんですが、コレが薄着でいられる大きなポイント。
具体的には、気温が10℃くらいであればヒートテックは上下1枚ずつ。それより気温が下回り、5℃台になったり、それより下回ると2枚、3枚と重ね着。ミドル、アウターレイヤーの枚数は大きく変えません。
インナーの上に直でレインウエア。コレも結構重要なポイントだと思っていて。
レインウエアを着用することで、トレーナーやロンTを着用するより薄着をキープでき、もちろん風も通しにくい。合わせて空気の層も作れるので、体内に伝わる寒さが大違い。足元が冷える場合はパンツもレインウエアにしています。
レインウエアの上にはマウンテンパーカーを着用。これがアウターレイヤーになります。
寒さによって1枚着用するか2枚着用するかを決めるんですが。気温が10℃くらいの場合、こちらのマウンテンパーカーを1枚着用。
こちらはコロンビアのジャケットなんですが、裏地にはピカピカの「オムニヒート」と呼ばれる暖かい、コロンビアが独自に開発した保温テクノロジーを採用した素材を採用。
ちなみにコロンビアの「オムニヒート」は色々グレードがあるので、目的に合わせて選べるのも良いところ。
また、気温がホームエリアでは最も下の5℃台になった場合、上記ジャケットの下に2枚目のミドルレイヤーとしてこちらのマウンテンパーカーを着用。中に着ることを考慮して、こちらはMサイズ。
サイズを意識することで、シルエットもスッキリするし、いい具合に空気の層ができてるんじゃないかと。
寒さに強い or とにかく薄着が良い人に
といった感じで、冬の釣りを楽しんでいます。
ちなみに、今回紹介したコーディネートで2度の気温の中、リザーバーで行うロケも何とか耐え抜くことができました。さすがにあまりにも寒いときは、腹部と背中に貼るカイロを忍ばせています。
とはいえ、紹介した防寒術はあくまで寒さに強い記者の例。
寒さに弱かったり、極寒エリアがホームになる方は、実際に釣りに行く際はフィールドの気温に応じた防寒アイテムを活用して、冬の釣りを楽しみましょ~!