【二枚貝を捕食しているマダイにイガイと効果的?!】田中亜衣「TGビンビンスイッチ」の使い所
皆さん、こんにちは。田中亜衣です。
朝晩涼しくなって、絶好の季節になりましたね。私のホームの紀淡海峡でも水温が25度を切って、ようやく秋っぽくなってきました。
真鯛のほうは…あまり活性が良くないのですが、釣れればパンパンに太った魚体です。ルアーへの追いが良くないだけで、餌は結構食べてるんでしょうね。
そんな状況で真鯛たちは何を食べてるかというと…
「二枚貝」なんです。
イケスの中は、釣った真鯛が吐いた貝殻だらけ。 そんな状況の中、釣れているのが「ビンビンスイッチ」です。
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
ビンビンスイッチが二枚貝に見えてる?
…ということではなくて(笑)
二枚貝を好んで食べてる時ってイワシや甲殻類などを食べてる時と比べて、ルアーの出す波動や水押しは小さくしなくてはなかなかバイトしてくれません。
二枚貝は「止まっているベイト」、つまり動きのない餌なので波動は出ません。真鯛は二枚貝のいるポイントで目で探して捕食します。なので、波動の小ささもさることながらシルエットの小ささがキーになることが多いです。
その点、ビンビンスイッチはヘッドとネクタイが並列に配置されているためタイラバと比べるとシルエットはコンパクトに仕上がっています。
使い方は、タイラバと同じ
使い方は「落として巻くだけ」。タイラバと同じ使い方で大丈夫です。
ただ、タイラバに比べてフォールスピードが速いためボトムを感じやすく、ワンランク軽いヘッドを使うことが可能です。
その他、バチパターンなどにも
スローの代名詞といえば「バチパターン」。そのバチパターンにもビンビンスイッチがハマることがあります。
要するに「ビンビンスイッチ」はタイラバゲームにおいて、何らかの理由で真鯛の動きがスローな時に効くことが特長です。
ヘッド、ネクタイ、フックがコンパクトに配置されている「ビンビンスイッチ」。これから冬に向けても大活躍してくれること間違いなし。
持っているだけで、かなり有利にタイラバゲームを展開できますので、釣行時にはお忘れなく。
それでは皆さま、良い釣りを♪
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