乗合船など、おひとりさまでも手軽に始められるようになったオフショアゲーム。
近年ではジギング一つとっても細分化が進み、ボートシーバスやサワラキャスティングなど様々なオフショアの釣りが展開されています。
今まではショアのみでの釣りをしていた方も、オフショアゲームを始めてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、オフショアゲームというと剛性やパワーなど高価なタックルが必要と不安になるかと思います。
実際、ハイスペックなリールやロッドなどを求めてしまえばどうしても高価格帯のものもありますが、近年ではフィッシングアイテムの進化により、手ごろな価格帯で高性能なアイテムも多く展開されるようになりました。
その代表例として挙げられるのが、テイルウォークのスピニングリール「クロシオ」シリーズ。
このクロシオシリーズではHGXとPGXの2タイプが展開され、いずれも手ごろな価格帯で高性能なスペックとなっています。
今回ピックアップするのはオフショアのキャスティングゲームに照準を合わせたハイギア仕様の「クロシオHGX」!
価格帯も2万円前半と非常に手ごろで、HGXシリーズでは33HGX・43HGX・53HGX・63HGXの4種類が展開!
ターゲットはシイラ・カンパチ・ブリ・ヒラマサ・カツオ・マグロまであらゆるオフショアゲームに対応し、ビギナーからベテランまで納得の人気スピニングリールです。
クロシオHGXのスペック
このクロシオHGXでは冒頭でも触れたように、4種類(33HGX・43HGX・53HGX・63HGX)のサイズ展開になっています。
ちなみに、4機種といっても33HGXと43HGX、53HGXと63HGXは同ボディで設計されているため、ギア比やベアリングはボディサイズに合わせて同数値となっていて、ラインリトリーブ・ドラグ最大値・ラインキャパシティがそれぞれ異なる設計になっています。
モデル | ギア比 | ウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
ラインキャパシティ | ベアリング | ラインリトリーブ | 本体希望価格
(税抜き) |
33HGX | 5.8:1 | 530 | 14 | PE3-300m | 7+1 | 100cm/1回転 | 21,000円 |
43HGX | 5.8:1 | 535 | 16 | PE4-300m | 7+1 | 102cm/1回転 | 22,000円 |
53HGX | 5.4:1 | 760 | 18 | PE5-350m | 7+1 | 116cm/1回転 | 23,000円 |
63HGX | 5.4:1 | 765 | 20 | PE6-350m | 7+1 | 116cm/1回転 | 24,000円 |
先日筆者もこのクロシオHGXに触れる機会がありましたが、そこで感じたのは巻き心地の軽さ。
ベアリング数も7+1と本来ハイスペックモデルと同様の数が搭載されています。
またパワーファイトに負けない剛性感と、青物を中心とした強力な引きにも対応できる性能となっています。
ボディ全体ががっしりとしている分、ややウエイトは重めですが、より安定して巻き上げられるスペックとなっています。
そしてそれだけの性能を搭載していながら、価格帯は2万円前半!
63HGXでも25000円を下回る価格帯で、これからオフショアゲームを始めたい方にとってもピッタリのリールです。
これからの時期ではサワラキャスティングが盛り上がる時期、そうしたオフショアゲームをカバーしているので性能面・価格面でも申し分のない性能となっています。
ブリ・ヒラマサといった青物やサワラ・カツオ・シイラなど初速に走る魚を想定して、滑り出しの良い湿式多板ドラグワッシャーと大口径カーボンワッシャーを装備しています。
初速が早い魚に対してもドラグがスムーズに放出されるので、バラシやラインブレイクのリスクも大きく下げることができます。
また、ドラグラチェットシステムを採用しているため細やかなドラグ設定が可能。
ドラグノブもアルミニウム製の防水性能となっています。
ハンドルアームとノブはパワーが分散しない計算されたマシンカット製法を採用。
素材もアルミで軽量ながらも剛性は十分!
巻きだしの軽さを追求しつつもパワーは分散しないので、よりスムーズな引き寄せが可能となっています。
グローブ装着時でもつかみやすいハンドルの部にもなっているので、滑って回せないといったこともありません!
クロシオHGXを使用した実釣動画はこちら!
コストパフォーマンスが高いテイルウォークのオフショアHGX
実釣の動画でもあったように大型のシイラとのファイトでも問題なく使用することができるなど、ポテンシャルの高さが見て分かります!
ブリ・ヒラマサといった大型の青物はもちろん、カツオやキハダなどもカバーした性能になっています。
ちょっとしたショアジギングにも使用できるので、オフショアキャスティング以外でも流用可能です。
これからオフショアキャスティングをはじめたい方への入門機種はもちろん、中級者以上の方のメイン・サブ機にもオススメのハイコストパフォーマンスリールとなっています!