夕方でも生温かい感じになってきて、オカッパリからのキビレ、マチヌゲームが盛り上がりはじめました。
特に河川系スポットのキビレゲームは水温も上がりだしてきたので、夕マヅメからバイト、バイト、バイトぉ!な状態。
男前なチヌ様たちがガツガツとアタってきてくれる夜遊びが楽しい季節ですね。
ところで、チヌゲームといえば、やはり基本はいわゆる「底ズル」、ルアーやリグをボトムでズル引いて探るスタイルが、王道テクとして確立されています。
ただ、どうしてもボトムにあるモノを見切ってしまったり、浮いてしまっていてボトムべったりのモノを食わなかったりという個体が、実はそこそこいるのも現実なのです。
とうことで、最近は「底ズル」以外でチヌを狙うパターンに注目が集まってきているのですが、中でも徐々にアツくなってきてるのが、中層からボトムまでの間をフワフワと漂わせて誘うドリフト系のパターンです。
このパターン、比較的軽めのジグヘッド(流れと同調しつつ、少し沈む程度ウエイトを選ぶのが基本)を使用し、潮流や河川の流れにリグを流してチヌにアピールするのですが、流すレンジ的にはやはり中層〜ボトム、特にボトムやボトムストラクチャーの上っ面ぐらいまでを流すと反応がよいです。
ちなみにこのパターン、高感度ロッドにPEラインという感度ギンギンのタックルで流れとボトムで感じつつ、ていねいに誘うのですが、それでも通常のジグヘッドなら、気付いた時には根掛かっていたということがあるのも事実です。
そんな時、オススメなのがオフセット刺しができるジグヘッドです。
理由は明快、オフセット刺しすることで、フックポイント(針先)を隠せるため、圧倒的に根掛かりを回避できるからにほかありません。
具体的には、エコギアの「ブリーマーヘッド」や、アルカジックジャパンの「BM.キューブ」、「BM.キール」などが、それに当たります。
ここでは実際に「ブリーマーヘッド」のオフセットセッテイングを説明しましょう。
▼コレがブリーマーヘッドを使ったオフセットセッティング。
▼エコギアの超定番チヌ専用ワーム「活チヌ スナモグラー」とのセッテイングです。
▼刺し方的には、まずこのようにフック部分を抜きます。
▼そのまま差し込んでフックの真ん中に付いているバランスシンカーを刺し抜いたところでクルっとジグヘッドを回し、ちょうどよいあたりにフックポイントを刺します。
▼フックポイントがワームを抜けない程度でポイントを隠し、セット完了。
▼完成図です。かなりスナッグレス効果が高いですので、根掛かりを恐れずボトムチョイ上からボトムストラクチャーの上っ面を流してみてください。バイトの急増っぷりに驚くはずですよ。
▼実際にこのセッティングでチヌを狙っている動画も公開中です。具体的な使用法、釣り方もよーく分かりますので、ご参考にどうぞ!