今江克隆のルアーニュースクラブR「元祖ホバストも体験!七色ダムの秋、その特徴と対策は?」の巻 第1071回
本家本元のホバストを見せてもらった!
現在、練習は4日間を消化したが、初日は七色ダムの元祖ホバスト開発者(ルアーニュースRの記事等でも幾度か紹介されているバスプロです)で知られる堤(治朗)プロに同船してもらい、本家本元のホバストをジックリと自分は釣りをせずバックシートから見せてもらった。
実は堤プロ、昔から自分の愛車(メルセデスGL-AMG)のヤナセ担当メカニックで、つい最近、その担当メカニックが「あのホバストの堤プロ」だったということを今さら知って腰抜かしたというマヌケっぷりでした。
だって堤プロ、メンテや修理で今まで何度も会ってるのにひと言もバス釣りの話なんかしなかったんで、全くあの「ホバストの堤プロ」と気付いていなかったというオソマツさんでした…。
もっぱら車の話ばっかしてて、走り屋のオジサンと思ってました(笑)
で、初めて同船して見た七色元祖ホバストは、一言でいって「めっちゃナチュラル」&「めっちゃ接近戦でしつこい」って感じ。
いわゆるキャスト&ロール重視の「ミドスト」と「ホバスト」は全くベツモノというのが自分の新鮮なインプレでした。
滅多に試合の練習でローカルプロと同船することはないのだが、百聞は一見にしかず、山岡計文プロが一目置き、そして絶賛する「スーパーホバリングフィッシュ」の狙いと、その良さがとても実感できた1日だった。
やはり郷に入りては郷に従えというが、ローカル強豪プロの釣りは本当に参考になった。
七色ダムでのビッグフィッシュ攻略のキーワードは間違いなく「空中戦」、そして「全てにおいてウルトラスーパーナチュラル」だと思う。
そして勝負の別れ目、そして本当の技とは、それを落ち着いて、自信と確信を持ってブレなく続けられる経験に裏打ちされたメンタルこそが七色ダム攻略の究極奥義なのだと断言しておこう。