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今江克隆のルアーニュースクラブR「元祖ホバストも体験!七色ダムの秋、その特徴と対策は?」の巻 第1071回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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秋のビッグフィッシュ狙いは……

ところが、この七色ダムでの秋のビッグフィッシュの難しさは忖度抜きで日本一難しい湖といってもいいかもしれない。

元々、サイトフィッシングの難易度ではtop50プロをして日本一難しいと異口同音に囁かれるほどで、それがスポーニングを意識しない秋となるとその難しさは何十倍にもなる。

スポーンを意識したフロリダ系バスと、秋の越冬を意識したフロリダ系バスでは、まるで別種かと思うほど攻撃性、気性の荒さが秋には消え去ってしまうのだ。

ラージマウスバスより温暖な気候を好むフロリダ種にとって、「秋」というアメリカでは経験しない日本特有の急激な温度変化はラージマウスに比べはるかにコンディションを難しくしてしまうようだ。

秋以降に七色ダムでの雑誌取材やロケがほとんどないことをみても、その事実が真実だと分かるだろう。

今回の試合の鍵は、ディープの300~500g前後のキーパーをいかに速く揃えて、5尾1800gに1匹、欲をいえば2匹のキロフィッシュ〜1500gを毎日仕留めれば3,500~4,000gで初日上位。

3日続けば確実に表彰台、それも優勝に限りなく近い線になるだろう。

今の七色ダムではこのサイズが大きな大きな価値を持つ。シャローからバスは消えたが、違う意味でのシャローにバスはいる

しかし、1日掛けても300gのキーパーを5匹釣るのも、1,500gのキッカー1匹を釣るのも、どちらも「至難の技」というのがホンネである。

300g5匹でも、1,500g一匹でも、結局はどちらも予選落ちである。

今試合のキーは、実は最も難しい800〜1,200gのナイスキーパーを3本、毎日約2,500〜3,000gを釣ることだと想定し、練習を続けている。

予想では、同じくデスレイクといわれた3月上旬の七色ダム戦では、1,800g×予選2日間でも予選通過だったので、今試合は2kg2日間で予選は通過、2,500g×2日でも予選上位通過することが可能だと想定している。

3,500g以上×2日なら表彰台(5位入賞圏内)がハッキリと見えてくる。

しかし、最大の難関は試合時間が非常に短い決勝だろう。

決勝では300gのキーパー5本が大きな価値を持ってくるだけに、今試合は絶対にキーパーを確実に短時間で釣る方法を疎かにはできない。

並みの釣り方では、今の七色ダムでは狙って釣れないグッドサイズ。極めて特殊な釣り方でしか釣れないバスだ

本家本元のホバストを見せてもらった!

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