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今江克隆のルアーニュースクラブR「元祖ホバストも体験!七色ダムの秋、その特徴と対策は?」の巻 第1071回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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今週は、TOP50第4戦七色ダムの練習中で、山小屋からの配信です。

いよいよ2021年のTOP50シリーズも大詰めの後半戦突入。

現在、AOYランキングはトップと15ポイント差で3位につけている。

正直なところ、ポイント差以上にその差は大きいといっても過言でないほど、トップを走る藤田京弥選手の実力は目を見張るものがある。

シャローのサイトとeサイト(eフィッシング)、シャローでもディープでも、ともに驚異的なサイト能力をもつ新時代の寵児だけに、追いつくことは至難の技に思える。

ただ、下駄を履くまで何が起こるか分からないのも「釣り」というゲームの予測不能な面白さ。

この原稿が配信される日には公式練習終了日、それまであと3日全力で倒れない程度に必死で練習しています。

eフィッシングの重装備もしたが、やっぱりコイツらで勝負したいところ…… 練習あと3日、体力気力の限界まで頑張るのみ

七色ダムの状況

さて、現在の七色ダムは、春のイケイケTOP50七色ダム戦のイメージとは打って変わり、デスレイクどころか、「ヘルレイク」と呼んでも文句をいうプロがいないほど、厳しい状況になっている。

その原因は、ただでさえ秋は超難しいといわれる七色ダムが、今年はお盆時期が10月並みの冷え込みだった影響か、尋常ではないほどバスの生息水深が深くなっていることに起因しているようだ。

試合の関係上、あまり詳しくは語れないが、すでに湖の多くのバスは水深8m以上のディープに落ちており、水質がクリアで水深が深い七色では水深14〜20mでも普通にバスが生息している状況である。

これが、ただ深いだけのフラットレイクであるならばデジタルデバイスが発達した今の時代、釣ることだけならさほど難しいことではない。

ところが、七色ダムは基本的にオーバーハングだらけの急深かつドクリアな湖で、さらに立木の多さ、複雑さでは日本屈指の全域枯れた森が沈んだような湖である。

おまけにフラットな場所は数えるほどしかなく、それも知り尽くされた大場所だけに2週間以上の練習で散々釣り尽くされ、本番ではほとんど機能しなくなることは明らかである……。

そして仮にディープでの釣り方を見つけたとしても、ディープの平均サイズは大きくても30cm(300g~よくて500g)程度がほとんど。

ディープで揃えてもビッグフィッシュ一本に余裕で負けてしまうのが七色ダムの怖さなのである。

今回の練習で最高に満足できた奇跡の1発。あとにも先にもこの1発だけだが「レイジーハード9インチ」の完成を確信できた

七色ダム、秋、その特徴と対策は??

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