【とにかくゆっくり動かす】アクションやオススメリグなどを詳しく紹介!永野総一朗による「CRAMPS(痙攣)アクション」講座
ボトムでのワーミングにおいて、昨年秋から多用しているアクションがあります。
それは「CRAMPS(痙攣)アクション」。
一言で言うと、ワームがボトムで「ピクン、ピクン、」と弱って痙攣しているように見せるアクション。昨年は「カバースキャット」に代表される、「2ジャーク1ポーズ」 いわゆるボトムジャークの影に隠れてはいましたが、今年は秋が深まるにつれて、ボトムジャークでも食わないようなバスがこの痙攣アクションに反応しており、まさに「キテる釣り方」だと自分では思っています。
ズル引きで食わないバスに対して威力を発揮! 「CRAMPS(痙攣)アクション」
ことの始まりは秋の北湖ディープ。
沖の島北。そして西側の10〜13mディープにて普段は「スタッガークロー4in」のフリーリグでバスを釣っており、その時の基本アクションはロッドを横に捌きながらのズル引き。
ハイドアップ公式「スタッガークロー4in」詳細ページはこちら
しかし、秋が深まると共に水温が下がり、ズル引きへのバイトがみるみるショートバイトになってきました。
そんなタイミングで威力を発揮するのが「CRAMPS(痙攣)アクション」。リグのズル引き途中でボトムの石やオダにスタックした際、ティップをトン! と少し強めに叩いて外そうとすると、そのタイミングでバイトが集中することが多くなりました。
しかもズル引き中のバイトよりも、トン! と叩いた直後にでるバイトの方が深く、これは低水温期のリアクション釣法だと感じました。
コレは南湖の浚渫エリアでも効くことが分かり、北湖ディープと南湖浚渫ではそんな風に10g前後のフリーリグを叩いて釣っていましたが、南湖のウイード、ウイードエッジでは、「コイケシュリンプビッグ」のネイルリグや、「Nogales フックセットシンカー おもし!」を使ったウエイテッドリグで同じように叩くアクションでバスから反応を得ることができました。
ハイドアップ公式「コイケシュリンプビッグ」詳細ページはこちら
ノガレス公式「Nogales フックセットシンカー おもし!」詳細ページはこちら
これが分かってからは、このアクションを痙攣アクションとし、特に10〜11月の冷え込みが進んでいく時期、割とイージーにバイトをとっていた気がします。真冬でも釣れましたね。
南湖では浚渫エリアの穴の中のほか、澪筋などのウイードの無い所やマンメイド周り。有名どころで言えば名鉄導水管の周りなどで非常によく釣れました。
具体的なアクションですが、「コイケシュリンプビッグ」の場合はノーシンカー状態で2g〜3g前後のネイルリグを腹部に挿入。
狙いのストラクチャーやウイード抜けにキャストし、まずはボトムをシッカリ取ります。その後、ロッドを下に向けて一度ラインを張り、そこからテークバックしてリグをトン! と叩きます。
イメージは引っ張るのではなく、ワームがその場で「ビクン!」と揺れるイメージ。長いステイは必要なく、トン(ライン張って2秒)トン(ライン張って2秒)トン(ライン張って2秒)、という風に1回1回ラインを張りながら繰り返すだけ。
1cmづつルアーが進んでいるようなイメージで叩くのがコツ。とにかくゆっくり。コレに関してはアクション動画を添付しておきますので、動画でチェックしてみてください。
この投稿をInstagramで見る
バイトはトン! と叩いた直後にカツーン! とバイトがあってラインが走ったり、逆に叩く時に手前に走ってスカっとラインテンションが抜けたりします。バイトがあればクラッチを切り、5秒ほど走らせてから巻き合わせ。
今のトコロ、このアクションで使えているワームやリグは以下の通りになります。
①「スタッガークロー4in」の7〜10gフリーリグ
②「コイケシュリンプビッグ」のネイルリグや、「Nogales フックセットシンカー おもし!」リグ
③スタッガーオリジナル(4in/5in)の「Nogales フックセットシンカー おもし!」リグ。
④「コイケシュリンプマグナム」のノーシンカーリグ。
叩いた時に、水は押すが移動距離の少ないワームというのがどうも条件のようです。ボトムジャークやライトリグで反応しなくても痙攣アクションなら釣れた、ということは多々あります。
まだまだこれから使いドコロが増えるアクションだと思いますので、ぜひ色んな方に試してみてほしいです。
では、最後にタックルを紹介しておきます。
ロッド:マッカ レッド シグネイチャー(HUMRC-611MHST/RS)【ハイドアップ】
リール:メタニウムMGL XG【シマノ】
ライン:アブソルートMG ( 18Lb)【バリバス】
ロッド:マッカ レッド シグネイチャー(HUMRC-73HST/RS)【ハイドアップ】
リール:メタニウムMGL XG【シマノ】
ライン:アブソルートMG (20Lb)【バリバス】
MH〜Hクラスの強めのタックルで、弱く叩き続けることがポイントです。ぜひお試しあれ!
WEB連載 琵琶湖今釣れるの、ココですばい!!たまらんばいスポット大捜査は隔週 木曜日 配信!
過去の記事もこちらからぜひチェック!