秋は「巻きモノ」。ハードルアーが活躍する季節。
ただ、決してそれだけが有効とは限らず、ある程度場所を絞れているならワームが活躍する場面も多くあります。
例えば、プラグを使っていて中々口を使ってくれない時、ジグヘッドやテキサスリグのスイミングなどで横方向のアプローチをしてみたり、夏を引きずっているようなバスに対しては、そのままカバーを撃ったり。
秋は「横方向」と「縦方向」の誘いを1つでこなせるワームの出番が多いような気が…。さて、今回は幅広いリグや誘い方に対応し、数々の実績を残してきたゲーリーヤマモトの超名作ワームシリーズを紹介!
Gary YAMAMOTO ゲーリーグラブシリーズ全8種を一挙紹介【ゲーリーインターナショナル】
カバーやストラクチャーをジグやテキサスで撃つ縦の釣りから、ジグヘッドリグなどで周囲を手広くサーチする横の釣りまで、幅広いリグや誘い方に対応するゲーリーヤマモトのグラブシリーズを今回は紹介!
では、まずラインナップについてですが、現在グラブシリーズには全8サイズが揃っています。最小が2inで最大は8inまでと超豊富!
カラーもカナリ充実していて、定番サイズの「4inグラブ」では、なんと78種類ものカラーが! 全カラー試そうと思ったらどれだけの期間がかかるのでしょうか?(笑)。とにかくサイズもカラーも豊富なので、幅広いフィールド・状況に対応できるのがグラブシリーズの強みですよね!
秋にオススメな使い方を解説!
早速、各モデルの解説へ移りたいトコロですが、せっかくなので秋バスに有効なグラブシリーズのオススメな使い方を少し紹介していきますね。
小森 嗣彦(Tsuguhiko Komori ) プロフィール
秋口に行われる霞ケ浦水系のトーナメントでは特に出番が多いそう、主に「4inグラブ」を主軸にしているとのこと。
主な使い方は1/16ozくらいのジグヘッド、もしくは2.3gのにゃん玉シンカーを装着したにゃん玉リグ。また、フットボールジグにもセットして使うそうです。
狙うエリアはロックエリアとそれに絡む杭周辺。
カーブフォールで誘うそうですが少しコツがあり、キャスト後、ボトム付近までフォール(ボトムについてもOK)させ、そこからロッドを立ててラインスラッグを出さないようにカーブフォール…この作業の繰り返し。
バイトも明確なアタリから重みを感じるだけのようなモノまで色々。陸っぱりでも有効なアプローチ方法で、コンクリート護岸沿いや岸から少し離れたブレイクを攻めると有効、リザーバーの場合は立木の周りが効果的とのこと。
各リグの使い分けは、「ジグヘッド」をベースに、根掛かりが頻発するようなロケーションなら、にゃん玉リグを投入するそうです。さらにレンジを下げる場合はフットボール。根掛かりが多発する場所ではテキサスリグ。
使うリグで迷う前に、「どんなシチュエーションでどんなレンジを釣りたいか」を考えることが大切だそうで、様々な状況にアジャストできて色んなリグに対応。コレが「ゲーリーグラブ」のメリットと述べていました。
小森嗣彦プロが選ぶ秋のオススメカラーは「#296 ルートビア/グリーン&ブラックフレーク」や「#216 パンプキン/ブラック&スモールゴールドフレーク」などのパンプキン系とのこと! 参考にしてみてくださいね。
塚本 康平さんもオーソドックスな「4inグラブ」を使うことが多いそうです。
ノーシンカーで表層引きからテキサス、ジグトレーラー、テールが無くなってもイモとして使える万能さが気に入っている理由だと述べています。
特に投入することが多いのは「テキサスリグ」、アクションは基本ボトムのズル引き。ボトムの岩やウイードといったストラクチャーに絡めたりするもの効果的。「早く動かしすぎないこと」が重要で、ストライクゾーンを早く通り過ぎさせないためにも、スローなアプローチを心掛けたいトコロ!
スローアクションでもテールがシッカリ動いてくれて、速い動きを嫌っている秋バスに有効なメソッドなんだとか。
因みに、塚本 康平さんのオススメカラーは「#020 ブラック(ソリッド)」と「#341 ダークブラウンブルーギル」だそうですよ。こちらも参考に!