スウィートキラーの使い方アレコレ
スウィートキラーの使い所についてですが、基本的には、アシ際、杭、ブッシュ、護岸際、などの障害物がメインとなります。
こういった場所は、バスがいったん立ち止まりやすい場所だったり、ベイトを追い詰められるような場所。障害物の際を通してアプローチしていきます。
トレースするレンジは水深0~30㎝ほど。あまり潜らせすぎると根掛りが増えたり、濁りがある分視界が悪くなるため、ビックベイトのシルエットによるアピールが活きにくくなると感じています。
霞水系では水深はあまり考える必要ないと感じています。バスの目線の上をトレースすることを常に意識することが大事ですね。
続いては使い方。基本的には2パターンを使い分けています。
まずはデッドウォークアクション。一定の間隔でトゥイッチを入れることで、水中で首振りアクションを演出。障害物の際を通すときにはこのアクションが基準となります。
そして、ただ巻きです。これといった狙いどころのない場所や広範囲にスピーディーに探りたい場合に使い分けています。
秋が深まり水温が低下してくると、サスペンドチューンして障害物周りをゆっくりとアクションすることが重要になってきます。低水温期に向けてチューンできる鉛シールなどを持っておくことをお勧めします。
この投稿をInstagramで見る
ビックベイトゲームをしていると天候によって反応の違いを大きく感じます。
注目すべきタイミングはローライト。それも、ただ雲が掛かっているだけではなく、ぶ厚く雲がかかっている時です。アプローチ自体は晴れの日との大きく違いはありませんが、ベイトとバスが活発に動き障害物に依存しにくくなり、オープンウォーター寄りでバイトが増えます。
ローライト下ではバスが広く散りやすいので、存在感と波動で寄せれるビックベイトが活躍しやすい環境になることが多いと思っています。
注目したいバイトの出方
バイトが出やすいのは障害物の際で、着水後2~3アクション。このタイミングのバイトが非常に多いように感じます。
バイト自体は、真下や斜め後ろから突き上げて食ってくるバイトが多いんですが、ここで注目したいのがバイトの出方です。バイトの強さによってフォローを使い分けることでキャッチ率が変わってきます。
派手なバイトで食いミスしたバスは、ルアーローテーションせずともそのまま近くで食い直すことが多いです。一方、バイトが弱い場合はエビなどを意識したノーシンカーにローテーションすることに実績があります。
ただし、釣りのスタイル的には、あえてフォローせずに投げ倒すスタイルが個人的には好きです。釣りたいルアーで釣るというのがこの釣りの醍醐味。狙って獲りに行く、ドキドキ感をぜひ味わってみてください。