2021年の5月の登場以来、初の本格シーズンを迎える話題のワーム。
ガンクラフトのアジ用ワーム「鯵爆吸(アジバクスイ)」。
あの平岩孝典さんが手掛けたこともあり、かなりこだわりの詰まったワームに仕上がっているんだとか。
…気になりますよね、どんなこだわりがあるのか。
鯵爆吸(アジバクスイ)
元々アジ釣りは好きだったという平岩さんが「アジのルアーも作ってみたいな」と手掛けたのがアジバクスイ。
見ての通りくびれ形状のボディが特長的なスティック系ワームで、1.8inch、2.4inch、2.8inchの3サイズがラインナップ。オカッパリアジング、バチコンアジングなどショアオフショア問わず、アジングにはもちろん、ガシラやメバルなどにも効果的という。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2021/08/c4b72d6cfd75e1e1cf1ecd35d3b7a9ef.jpg?resize=822%2C173&ssl=1)
コスパの高さも魅力の1つ。さらに財布に優しいギミックも…
ポイントは大きく2つアリ
さて、いよいよ気になるこだわりです。ご本人の解説によると、ポイントは大きく2つ。
アジングといえばナイトゲームがメイン。そのため、手元が暗くワームをまっすぐに刺しにくいのというのが難点だったりします。このアジバクスイは両先端にセンターガイドホールを配し、どちらからでも、誰でも、カンタンにフックをセットすることができる設計に。
また、フォルムが上下左右対称の円柱型になっていて、とにかくフックをセンターガイドにまっすぐ通してセットさえしていれば、どこからハリを出しても使えると。加えてワーム本体が裂けたとしても別の箇所からフックを出せばそのまま使い続けることができ、財布に優しい…とも言えます。
マテリアルにももちろんこだわりが。
平岩さんによると、活性の高いアジはイッキに吸い込むんだそう。一方で活性が低ければ、ついばむようなショートバイトが多くなる。そこでズレなければ追い食いというか、1回ついばんだその次に、思いっきりバイトしてくるという。
そこでズレにくさを考慮して柔らかすぎず、かつ硬すぎることのない「一番柔らかいところから2段階くらい上の硬さ」に。渋い状況まで視野に入れたマテリアルの硬さを設定。
もう1つ。名前にもなっている吸い込みやすさを演出する”くびれ”は、マテリアルが柔らかすぎるとそこを支点にテールが大きく動き過ぎる。絶妙な硬さにすることで、くびれが曲がりすぎることなく、大きくかつビビッドな細かい動きも演出できるというメリットもあるとのこと。