ついに秋エギングシーズンに突入!
エギンガーのみなさんも、休みごとの釣行計画を立てたり、釣行前の準備に余念がないことと思います!
さて、そんな釣行の準備をしていると、タックルのセッティングって、けっこう迷うトコロが多いですよねぇ…。
ロッドとリールの選択はもちろんのこと、PEラインやリーダーの太さ、リーダーの長さなどなど…。
というわけで今回は、そんな悩みドコロの多いタックル選びの参考になればと、エキスパートエギンガー「おかぴ~」こと岡隆之さん、そして「きもっち」こと木森直樹さんの2人に、自身の秋エギングのタックルセッティングついて色々、解説していただきました!
岡 隆之(おかぴ~)(Takayuki Oka) プロフィール
秋エギングのタックルセッティングについて、今回は動画でも解説していただいたので、まずはこちらもチェックしてみてください!
ここからは、2人のタックルセッティングをさらに細かくご紹介していきます!
まずは岡さんから!
岡 さんの秋エギングタックルセッティングをご紹介!
ROD : エメラルダスAIR AGS711M-S [ ダイワ ]
REEL : エメラルダスAIR FC LT2500S [ ダイワ ]
PE : UVF PEデュラセンサー×8+Si² 0.6号 [ ダイワ ]
リーダー : エメラルダス リーダー エクストリーム II 2.25号 [ ダイワ ]
エギ:エメラルダスピーク3号、3.5号、エメラルダスダートⅡ2.5号、エメラルダスステイTYPE S ほか
岡 隆之の秋エギング愛用ロッド
エメラルダスAIR AGS 711M-S【ダイワ】
まずロッド!
実は岡さんには秋エギングだけに限らず、また使用エギサイズを問わず、どこの釣り場に行ってもサーチ用として年中、多用しているロッドがあるんです!
そんなアオリイカの居場所をサーチするための1本として多用しているのがエメラルダスAIR AGS 711M-S!
岡さんがサーチロッドと位置づける、この711M-Sの特長は絶対的な感度の高さがあること!
イカの居場所を効率よくサーチするためには、潮流の強さや、ヨレなどの変化点、底質の違い、エギにかかる負荷の把握など、あらゆる面における感度のよさが必要だと感じていた岡さん。
そんな究極の感度を求めつつ、ランガン効率にかかわる飛距離、取り回しのよさも考慮に入れ、開発したのがこのロッド!
具体的な特長としては繊細なソリッドティップを搭載!
そして感度・飛距離アップを実現するべく12個のガイドが配置された特殊セッティングになっています。
品名 | 監修 | 本体価格 | 自重(g) | 全長 | 継数 | 仕舞(cm) | 先径(mm) | 元径(mm) | エギ(号) | PE(号) | カーボン含有率(%) |
711M-S | 岡隆之監修 | 49500円 | 86 | 2.41m | 2 | 125 | 0.9 | 10.9 | 2.5-4.0 | 0.5-1.0 | 99 |
このロッドには12個のガイドが配置! ガイド数が多いことで、PEラインとガイドの接地点が増え、明らかに感度アップが実現
より感度が上がるブランクタッチができるよう、グリップはダウンロック方式で、グリップの上部が短くなるように設定されています!
飛距離を伸ばすためには、キャスト時に放出される糸のバタ付きを効率的に抑える必要があります。
そこで、岡さんはバット側の2個のガイドで、そのバタ付きを収束させるべく、ガイド位置をかなりリール側に寄せてあるんです!
ただ繊細ティップのおかげで2.5号や3号が快適に扱え、またバットはMパワーを持たせているので4号エギもガッツリ操作できる!
岡さん的にこのロッドで使用するエギのドンピシャサイズは3.5号として開発。
ただ繊細なソリッドティップ採用のおかげで、秋序盤で多用する2.5号や3号クラスのエギの操作性も高いレベルで実現!
さらにベリーからバットにかけてはMクラスのパワーを持たしてあるので、4号といった大型エギも使える汎用性の高いモデルになっているのも、このロッドの特長!
このエメラルダス AIR AGS 711M-Sについては
以前、岡さんに自身に、動画でガッツリ解説いただいたので、ぜひチェック!
岡 隆之の秋エギング愛用リール
エメラルダスAIR FC LT2500S【ダイワ】
岡さん自身、長年(現在も)、頑丈なセルテートを愛し続けている重度セルテートフェチなんだけど…。
秋エギング用リールとして、現在、そのセルテートよりも使用頻度が高くなっているというのが、このエメラルダスAIRのFC(フィネスモデル)「エメラルダス AIR FC LT2500S」。
お気に入りの理由は、剛性がありつつ自重が160グラムと抜群に軽いこと!
また多用する軽量ロッドのエメラルダスAIR AGSと合わせると、バツグンにバランスがイイとのこと!
品名 | 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量 ナイロン (lb-m) | 標準巻糸量 PE (号-m) | ベアリング ボール/ローラー |
メーカー希望本体価格(円)
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FC LT2500S | 72 | 5.1 | 160 | 5 | 4-150 | 0.6-200 | 12/1 | 49,300 |
続いて、岡さんの秋エギングのラインセッティングについて!
岡 隆之の秋エギング・PEラインセレクト
UVF PEデュラセンサー×8+Si² 0.6号 [ ダイワ ]
岡さんの秋エギングのラインセッティングの基本はPEo.6号+リーダー2.25号の組合せ。
PEの号数については、場所やシチュエーションによって、かわってくるものの、秋は基本的に頃合いのフォールスピードをだしやすい、0.6号を中心にセレクト! ただ2.5号など小型エギ中心となると0.4号や0.5号といった細い号数を選ぶこともけっこう多いとのこと!
岡 隆之の秋エギング・リーダーセレクト
エメラルダス リーダー エクストリーム IIの2~2.5号
0.6号のPEに合わせるリーダーについては、強度のあるフロロ「エメラルダス リーダー エクストリーム II【ダイワ】」の2.25号を基準に2~2.5号をシチュエーションに応じてセレクト。
通常時のリーダーの長さは、1ヒロ半。ただ3号、2.5号など小型エギを使う場合は、30~75cmぐらいのショートリーダーにして、よりクイック、そしてスローフォールさせることも多いとのこと。
以上、岡さんの秋エギング・タックルセッティングをご紹介しました!
続いて、「きもっち」木森直樹さんの秋エギングタックルセッティングをご紹介