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【そのまんまミミズ】プロデュースした小森嗣彦本人が解説する「ヤマミミズ3.5inch」の真実

寄稿:小森 嗣彦
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秋のバス釣り特集

こだわったのはソルトの量

ワームの比重、つまりゲーリー素材の代名詞ともいえるソルトの量。そこが一番こだわった部分です。

色々な配分を試しましたが、ヤマミミズのソルトは「半ソル」と呼ばれる少なめの量に落ち着きました。

その理由としてはボディーの張りを生かした力強い水押しを生むためと、フォール時やステイの時にゆっくりと動かすためには少し軽めにした方が良いということからでした。テールの形状等も自然に近づけ、特に形をつけずに収束させるようにしました。

 

注意すべきは細いラインを使うこと

細身の小さいワームですが、バスの射程距離に落とせばロクマルのバスも口を使わせる食わせのパワーを持っています。

実際、私はリザーバーではビッグバスのサイトの切り札に使用しています。しかしラインの太さは注意してください。あまり太いライン、例えば12LBなどで使用するとラインの水押しにワームが負けてしまいアクションが出せません。

 

ヤマミミズの使い方

テクニックとしては2016年七色ダムでの優勝をはじめ、数々実績を残してきた「ストローシェイク」というテクニックを実現しやすいワームです。

 

ストローシェイクとは

ストローシェイクとは、ワームがストローを回しているかのようにロールするアクションです。

 

リグとしては、扁平の片方からネイルシンカーをインサートし、ボディーの約半分よりシンカー寄りの1/3くらいの位置に横掛けでフックをかけたネコリグで使用していきます。

 

アクションはシンカーがほとんど動かないようにボトムにつけたままのシェイク。ボディーにアクションを加えたときにフックをかけたところを支点として、ヘッド、テールまで同じ力でアクションが伝わるため、ボディーの回転=ロールアクションをテールまでしっかり伝えることができます。

この技はサイトでやるとてきめん、今まで見向きもしなかったビッグバスが突然口を使います。野池などでも効果的で、私はコンクリートの繋ぎ目など、バスが通るであろう通り道でこのシェイクをしてバスを待ち伏せします。毎年行っている熊本のオカッパリ大会でもこのテクニックで何度も入賞しています。ヤマミミズはこのアクションがしやすいのでぜひこれを機にこのテクニックを習得してください。

出典:YouTube「小森嗣彦のコモチャンネル」

 

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