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【大事なんですユニット】RISE JAPAN植田マスオに訊く、夏と秋で変わるマダイの食性とユニットの使い分け

寄稿:植田 益生(マスオさん)
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皆さんこんにちは。ライズジャパンの植田マスオです。

残暑厳しいシーズンですが、皆様どうお過ごしでしょうか?

今回は夏と秋というか、季節の変わり目にピッタリなレンジによるユニットの使い分けのお話です。

植田 益生(Ueda Masuo) プロフィール

1977年生まれの大分県出身。 マスオさんの愛称で親しまれ、九州は福岡を拠点に全国を飛び回るオフショアアングラー。 タイラバやジギングをはじめ、ヒラマサのキャスティングゲーム、エギングやロックフィッシュなど広くオフショアゲームに精通するマルチアングラー。

 

ユニットはベイト(レンジ)に合わせて使い分ける

季節によって変わるベイト

夏場の真鯛はもちろんエリアなどにも因りますが、一般的には産卵が終わり体力を回復させるために、ボトム付近で大きく動き回るわけでもなく、底にある物を何でも(甲殻類や貝、ウニ、ナマコ、ヒトデ等々)食べているイメージです。

その鯛の特長としては歯がすり減って丸まっている個体が多く、体臭も如何にも夏の鯛といった感じです。

それがシーズンが進み秋になると、積極的に中層まで餌となる小魚を追いかけてくるイメージになります。こうなると歯も鋭くなり、背中やしっぽの付け根が太くなり越冬産卵に向けた体形になっていきます。

要するに夏はボトム中心、秋になるとボトムから中層と、狙うレンジが変わってくるということです。

 

それぞれに合わせたユニットとは

ここで使うユニットに差が出てきます。

 

夏の魚、体力が回復しきっていない真鯛を狙うにはボトム中心。お勧めのユニットはボリュームのあるもじゃもじゃもしたイメージのものを物凄くゆっくり動かす。「なみだまユニット」でいえば通常のユニットにトレーラーの「ボトムスパイダー」をセットする感じ。極太ラバーを追加するのも良いかと思います。

 

一方、季節が進み、秋になり積極的に餌を追い出した真鯛を狙うには、少し速く上のレンジまで巻くことがキモになります。その際は少し横のボリュームを落としたユニットがオススメとなります。

なみだまユニットは、極太ラバーという張りの強い太めのラバーを使っています。極太ラバーを使うことで、速度変化によるアクションが大きくなり、それでバイトを誘発することが多くなります。そこで、まずはそのまま使用。その後ラバーを2本ずつ抜いていき様子を見てみてください。

まずはそのまま使用

ラバーなし

ラバーなし

 

ご自身が通われている海の状況、鯛の状況を見極めて、ユニットのボリューム、狙うレンジを探り当ててくださいね。それがタイラバゲームの楽しさですから!

 

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