ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【カツオキャスティング】夏のオフショア釣行レポート!ヤマガブランクス「BlueSniper 79/3&85/4 Canary」

寄稿:船津貴之
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

みなさんこんにちは!

ヤマガブランクス・フィールドスタッフの船津貴之です。今回は佐賀県は唐津沖にて、旬のカツオキャスティングゲームを楽しんできましので、その模様をレポート形式でお届けします。釣行の際の参考になれば幸いです。

 

佐賀県唐津沖のカツオキャスティングゲーム

カツオキャスティングが熱いシーズンとなりました。また今期はキハダマグロも回遊している…との話を聞き、早速、私の地元である佐賀の遊漁船「武尊」(タケル・唐津市)さんにお世話になり、8月上旬に釣行してきました。

今回のメインはカツオですので、「ブルースナイパー79/3」を主軸に、キハダマグロ用として「ブルースナイパー85/4Canary」の2本を持ち込みます。

 

まずはキハダのヒットを想定してブルースナイパー85/4Canaryでスタート

当日の状況ですが、風は4m前後で波はほとんどない状況でした。5時過ぎくらいにポイントに到着し、朝マズメからナブラが発生したので、まずはキハダマグロのヒットを考えて強めのブルースナイパー85/4Canaryでキャスト開始!! ロッドを立てた状態でプラグをスキッピングさせていると、元気よくカツオがバイトしてくれました!

 

85/4Canaryだとカツオにはオーバーパワーなのですが、キハダマグロが混じる海域なので、もしもの時に安心して対処できるロッドという点から、このロッドは外せません。また、85/4Canaryはマグロが直下に入ったときの立て気味のファイトにも対応し、また粘り腰でもあるので手前に寄せた時のカツオの突っ込みを強制的に止めることも容易にできます。

60gクラスのルアーを使用した際の圧倒的飛距離も武器となります。ナブラが沈みやすく近づけない状況でも「85/4Canary」を使用して他の人たちが届かないナブラに投げ込んでヒットさせることが可能です。

 

カツオがメインのシチュエーションではブルースナイパー79/3

その後、ナブラに出ているのはカツオがメインだと分かってきたので、ロッドをブルースナイパー79/3に持ち替えるましたが、このモデルのすさまじい軽さにビックリします。

単純にロッドウェイトだけでなく、ロッドバランスも軽快で、40g~60gクラスのルアーをスパッと気持ちよくキャストできます。このロッドでもアクションは同じくロッドを立ててスキッピングです。

そして、79/3でも連続でカツオをヒット。

 

このクラスのカツオなら、ロッドのパワーはまだまだ余裕があります。ファイトもやりやすく、また軽量なので長時間投げ続け、魚を掛け続けても体に優しく、そこまで疲労感はありません。3~4キロクラスのカツオならタモを使わずブリ上げることができる強さもあります。

 

ナブラはあるものの渋い状況…こっそりエビングを試してみる

しかし、当日はナブラはあるものの、7:00以降なかなか口を使ってくれなくなりました。そこで、こっそり忍ばせていたエビングのタックルを使用してみました。

ロッドはGalahad 634Sです。船長の指示棚より10mくらい下からゆっくりふわふわとアクションしていると…一気に走り始めました!ドラグもヒラマサジギングの時ほど締めこんでいないため、気持ち良くラインが出ていきます。

掛かったのは7.5キロのキハダマグロ!634Sがきれいに曲がり、突っ込みを吸収してくれるためロッドを立てているだけでじわじわ寄ってきました。

周りの方もジギングされていましたが、誰もアタリがない中、エビングで同サイズを1本追加し、2本キハダマグロをキャッチすることができました。サイズ的には物足りなかったものの、渋い中でのキャッチは嬉しいですね!

 

タックルについて

さて、今回の釣行時のタックルについてですが、ブルースナイパー79/3には6000~8000番クラスのリールが良く、今回は79/3には軽快さを重視し、6000番をセットしました。

軽量なリールを使用することで、ロッドも軽くレングスも短めなので、取り回しは圧倒的に良くなります。カツオキャスティング目的で1本欲しいという方には79/3がオススメです。

ブルースナイパー85/4Canaryは20キロクラスのヒラマサも対象となるくらいパワーがありますので、ヒラマサキャスティングもカツオキャスティングも1本でやりたい方には85/4Canaryはオススメです。

また、今回は使用していませんが、ブルースナイパー81/2や82/4もカツオキャスティングに使用可能なロッドです。次回はその2本を使用してみたいと思います!

 

タックルデータ

ロッド:ブルースナイパー85/4Canary【ヤマガブランクス】
リール:ステラSW 10000XG【シマノ】
ライン:PE3号
ルアー:60gのペンシル及びポッパー

ロッド:ブルースナイパー79/3【ヤマガブランクス】
リール:バイオマスターSW 6000XG【シマノ】
ライン:PE3号
ルアー:40~60gのペンシル及びポッパー

エビング
ロッド:Galahad634S【ヤマガブランクス】
リール:10ソルティガ 5000【ダイワ】
ライン:PE4号
ジグ:200g

 

関連動画をチェック

出典:YouTube「YAMAGABlanks Product CHANNEL」

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

出典:YouTube「YAMAGABlanks Product CHANNEL」

出典:YouTube「YAMAGABlanks Product CHANNEL」

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

ヤマガブランクス最新情報はこちらからチェック→「YB BASE 2021
実釣動画ほかスタッフさんによる製品紹介番組「YBBC」も随時配信中→YouTube チャンネル「YAMAGABlanks

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。

 

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」