8月中旬に訪れた台風と変則的な大雨により、30度あった水温は一気に24度へと低下した琵琶湖。
それに伴い一気に秋の気配に!
武田 栄喜 (Haruki Takeda) プロフィール
秋と琵琶湖とHUクランクシリーズ
急激な水温低下と流入からの濁りにより水質が悪化し始め、一時的にターン状態となった琵琶湖は、メインベイトのワカサギやモロコも散らばり台風前に好調であった食わせ系の釣りが全くと言って良いほど機能しなくなりました。
そんな、タイミングでお助けルアーとなったのが「HUクランク」!
HUクランクはシステムクランクとなっており、HU-30・HU-70・HU-150・HU-200・HU-300・HU-400 とレンジを刻むようにラインナップ。状況に合わせてレンジを刻むことが可能です!
HU-30BT…水深は30センチ!水面直下を狙えるシャロータイプ
HU-70…これまたシャローレンジを得意とするタイプで、水深70cmがストライクゾーン!
HU-150…水深1.5mを狙うことのできるHU-150は、オカッパリでは最も出番の多いアイテム!ボトムにゴリゴリコンタクトさせながらリアクションバイトを誘発!
HU-200…200からはボディーサイズが少しUP!ボディーを大きくすることで浮力と飛距離を確保すると同時にレンジも2mをしっかりキープ!
HU-300…HUクランクといえば…HU-300! 飛距離といい、巻き感といい、気持ちよくて一日巻いていられるクランクベイト!また、琵琶湖南湖のアベレージ3m〜4mレンジのウィードフラットを攻略するのにはベストな番手!
HU-400…いち早く4mまで到達してくれるHU-400は狙ったウィードを的確に捉えリアクションバイトを誘発!ウィードにコンタクトさせてからのライザーアクションも◎
そしてこの度「HUクランクシリーズ」に、テスト中であったニューサイズ!「HU-350」が新たに追加リリース予定!
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HUクランクの小気味よい巻き心地はそのままに、しっかりと3m50cmをキープしてくれるアイテムに仕上がった自信作です!ご期待ください!
クランクメインの組み立て+フォロー
ということで、台風後の琵琶湖では波動の強いハードベイトの釣りを軸に濁りの入ったエリアに的を絞りゲーム展開!
シャッド(スパットSP【がまかつ】)や、HU-300・HU-350プロトで一日投げきりな展開!
少し水がクリアアップしたタイミングでは、シャッドやジグヘッドのミドストで!さらにネコリグなどのフォローも入れていくと反応を得られました!
パターンの「軸」基本はやっぱりベイトフィッシュ!
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こちらのガーミンライブスコープ動画をご覧ください!水中では地形的変化に群れるベイトフィッシュを複数匹のバスがスクールでフィーディングしています!
このようなシチュエーションを多く見つけることでバスからの反応を得られるのですが、特に台風通過後はこれらのスポットではハードベイトの強波動とスピードでリアクション的にバイトさせる事ができました!
クランクベイトお勧めタックル
ロッドはやっぱり!HUMC-71M+【ハイドアップ】
低弾性 LENGTH 7’1″,LINE 10-20lb,LURE1/4-3/4oz
ルアーの小気味よい振動が手元までしっかり伝わるクランクロッド! タックルバランスで大きく釣果が変化することを実感できる一本です!
リール:スティーズA SLPカスタム 90mmハンドルにパワーラウンドコルクノブ【ダイワ】
ライン:エクスレッド14ポンド【東レ】
ルアー:HU -300・HU -350(プロト)【ハイドアップ】
琵琶湖の今後の展開
夏が終わりこれから台風シーズンに突入!
今後も予想される状況変化、やっぱりクランクベイトの出番は多いでしょう! 水質が濁ったりすれば絶対にチャンスがありますので、是非チャレンジしてみてください。
水質がクリアアップした時の狙い方はこちら。
やっぱりコイケシュリンプシリーズが鉄板ですね!
ディープを狙ったり、若干の濁りを感じるスポットではアピール力のある「コイケシュリンプマグナム」をご使用ください!
バイトが遠い時はフィネス展開! ベイトのポジションに合わせてネコリグ・ダウンショット・シャッドを使い分け!
ベイトがボトム付近に溜まっているときはネコリグ!少し浮き気味なときはダウンショット!かなり浮いてしまったときはシャッド!といった感じで使い分けることをお勧めいたします!
ロッドはバスに主導権を与えないパワーと小技のきくソリッドティップの入ったレッドネイチャー63MLST /RSがベスト! この一本があればクリアアップしたタイミングでも対応可能となります!